7月17日の高縄山のキノコ探しの続きです。林道脇の広葉樹の倒木(ブナ?)に白いキノコが沢山生えていました。


ウスヒラタケ

一つを取ってみました。ウスヒラタケで間違いないようです


夏から秋にかけて高縄山ではウスヒラタケがよく発生しますが、このキノコはウスヒラタケで間違いありません。ウスヒラタケは美味な食菌なので早速採集しました。今年の秋、高縄山ではウスヒラタケが沢山採集できそうです。


キツネノカラカサ


キツネノカラカサのヒダ


林道に積もった落ち葉の間から白いキノコが頭をのぞかせていました。カサの中央部に赤褐色の鱗片があるのでキツネノカラカサと同定しました。このキノコは食毒不明です。


おそらくアワタケです

カサの裏にはイグチ類のキノコを示す膜、菅孔があります


林道の法面に若いイグチ類のキノコが生えていました。若いので同定が難しかったですが、菅孔が黄色いことと柄が赤っぽいのでアワタケと同定しました。アワタケは可食ですが、このキノコは小さかったので採集はやめました。


カンバタケ


カンバタケの裏

広葉樹の倒木に形の良いカンバタケが生えていました。駐車場の近くでも小さいカンバタケを見つけましたが、このカンバタケの方が良い写真がなりそうだったので、写真を撮りました。カンバタケは手で触ると硬めのどら焼きみたいですが、食用にならないとされています。


頂上からの下り道

頂上に行った後、駐車場に行く下り道を歩いていると林道脇で特徴的なキノコを見つけました。このキノコはノウタケです。

ノウタケ

ノウタケは人間の脳のような形をしたキノコです。ノウタケが若く、中身がマシュマロ状の時は食べられるようです。しかし、食べた人の話ではあまり美味しくなかったとのこと。このノウタケは中身が粉(胞子)になっていたので食べられません。


オバボタル

倒木を眺めていたらホタルがいました。ホタルといってもこのホタルはオバボタルで光ません。


今回の高縄山のキノコ探しではウスヒラタケを採集するにとどまりました。もう少し時間が経たないたないと食菌の採集は難しそうです。