道後温泉の近くにあるパン屋さん、ドウゴノパンヤで米粉パンが買えると言う話を聞いたので、昼休みに出かけました。ドウゴノパンヤは2020年に開店した新しいパン屋さんで、米粉82%、グルテン18%の米粉パンを販売しています。

私も一時米粉パンに凝って、今はなきサンヨー(パナソニックに吸収合併されました)のホームベーカリー「ゴパン」を入手して米でパンを作っていました。

今も持っているサンヨーの「ゴパン」

お米から作ったパンは小麦粉のパンと違った味わいがあって美味しかったですが、パンケースへの米の入れ方が少し難しいこと、米をすり潰す音が大きいこと、小麦グルテンが必要なことから、今は小麦粉のパンしか作らなくなりました。

さて、ドウゴノパンヤに向かって歩いていると愛媛大学附属小学校の横に松山市出身の俳人、石田波郷の記念碑がありました。歩いていると日頃見落としていた景色が現れます。

松山出身の俳人、石田波郷の記念碑

石田波郷の記念碑を過ぎ、少し歩くとドウゴノパンヤにつきました。

ドウゴノパンヤはホテル「ドウゴノオヤドいわさき」の前に置かれたコンテナの中で営業しているので、少々見つけにくいです。


ドウゴノパンヤのコンテナ

入口です

コンテナなので、中は少し窮屈です。結局、ハムチーズパン(210円)、チョコパン(210円)と帽子パン(220円)の3つを買いました。小麦粉の代わりに米粉が使われているためか、少し高いです。

職場に持ち帰り、缶コーヒーを飲みながら食べました。


ハムチーズパン


チョコパン

米粉パンは小麦粉のパンよりもしっとりした手触りで、歯触りもコシがあってしっかりしています。いわゆるモチモチした歯触りで、とても美味しいです。


帽子パン(少し帽子のツバが小さいかな?)

帽子パンは高知県のパン屋さんで昭和30年頃、メロンパンを作る時、ビスケット生地の代わりにカステラ生地を載せて焼いたことに始まると言われており、今では高知名物の一つになっています。硬いビスケット生地とは異なるソフトなカステラ生地の歯触りが帽子パンの美味しさとなっています。この帽子パンもとても美味しかったので、近いうちにこのパンを買いに行くことになりそうです。