日本では「不景気」といわれていますが、
そういえば収入のほとんどを車のローンにあてたり、車の改造に使ったり
ブランド物を買ったり、というスタイルがすたれ、いわゆる「ぜいたく品」が売れなくなっているようです。
少なくとも私の若い時は、こういった「分不相応」の買い物を「普通に」していました。
だから、買いたくても買えないではなく、買わないのだろうと思う。
今は茶色のル○ヴィトンのかばんを、腕に下げている人より、
茶色と柿色の業務スー○ーのかばんを下げている人をよく見かけるようになったのはご愛敬。
私の場合は今も変わりませんがCDや本の購入に使えるほとんどを使ってきましたので
累積枚数や冊数がえらいことになっています。
しかしながら、かつては誰でもできるようなシゴトがあり、
簡単に稼げていた時代とは違うのでずいぶん今は難しくなりました。
大きな店舗が来ることで、小売店はなくなり、以前より「モノが安く買えるように」なりました。
24時間営業のコンビニの登場は以前とは違い「いつでもモノが買えるようになりました」
さらに、通販やネットオークションの充実によって以前とは比較にならないくらい
「お店にいかなくてもモノが買えるようになりました」
今度は、古くて新しい出前ですか?
スバラシイ時代の到来です!
この数十年の不景気は何のことはない、
「人同士のつながりを希薄にし」「ひたすらに不便さを解消する」過程で出来上がったものです。
人が要らないのだから、今まで「人がしてきた」「人力や専門性」が必要だったところは
安く買いたたかれるか、なくなるのは当然です。
(券売機や改札ももちろんその賜物)
古本のBO○K OFFや焼き肉の牛○は、こういったムダを徹底的に排除しました。
また、マニュアルの存在が専門的知識を排除しました。
今の日本は安価な商品を海外から輸入し、IT化と流通の急速なスピード化によって
モノの単価は確実に下がりました。
そして、リセールバリューも低いので、「売っても」あまり金になりません。
YOU TUBEによって「情報」「音楽」などはタダで手に入れられます。
公立図書館の充実もすばらしい。行く手間を惜しまなければこれもタダ。
インターネットや端末で得られる情報は「玉石混交ながら」宝の山です。
なんでもタダの弊害と効率化は人員整理にも役立ちます。
かつて花形だった銀行員もIT化の影響で人は要らなくなります。
すでに、「確定申告」がそうであるように、「アプリ」が開発されれば「代書屋」もいらなくなるでしょう。
IT化がもっと進めば、公務員も最少の人員で済むでしょう。
天下りの悪弊がなくなれば完璧です。
回転寿司ではありませんが、注文も取りに行く必要はありません。タッチパネルでOK。
先日会計の時に驚きましたが、携帯電話で会計すれば人はいりません。
アナタには少しばかり、端末を扱うスキルが必要な「だけ」、たった「それだけ」です。
簡単でしょ
効率化改善や究極のIT化により「人力を必要とする仕事のスリム化」を実現した社会です。
「アイデアを出し仕組みを作り投資を受け」集客しパイを広げた
頭のいい人たちだけが勝者となります。
格差社会が出来て当然です。
便利さの代償にA○AZONやGOOG○LやAPP○Eを太らせたのは誰ですか?
スバラシイ世界の到来でしょ。
日本は暴動やデモで人は死にません。
口汚く政権批判し実績がなくても一般人より高い収入を得られる大学の職があります。
いくら口汚く中傷しても許されるマスコミという選民職があります。
電車は時間通りだし治安も比較的良い。
バカみたいに社会保障があるので比較的安価で医者にかかれる。
一生お金が減らない財布を持つ生活保護者がいます。
私は、「他人への過剰サービス」(たったそれだけの納税でしてもらってあたりまえの考え)が
はびこり、できの悪い情報(オールドメディアの、ダブルスタンダートな意見の出し方)に踊らされて
まっとうな政治や社会の評価がなされない限り、
不平不満しか言わない日本人に幸せなど永久に来ないと思います。
それに、北欧並みの納税にこらえる度胸もなく、選民志向ばかりが強く、羨望と嫉妬にまみれ、
不平不満しかいわない日本人(の一部)には辟易します。
(気に入らないことがあると集団で建物の周りを囲んだり、
喋ろうとすると妨害し相手に話させない連中)
「よく世界は~だが、日本はダメだ。」など「他国の都合のいいところだけ繋げていい国」という
「残念な人」がいますがどうにかならんのかと思います。
理想や妄想で海外で暮らすことができるなら一刻も早く「出来の悪い」日本をオサラバしてください。
「青い鳥症候群」というものがあるそうです。
幸せを探しに出る主人公はやがて「本当の幸せは手の届く身近にあるものなのに」と気づくのですが
つまらない数字をこねくり回して「子供の幸福度」とか「幸せ指数」などくだらないことをこれ見よがしに
発表して危機感をあおる。
自分が幸せかどうかなど他人の指標など何の役に立ちますか。
こういう「残念な人たち」の存在は本当に心底、救いようがない。