この地球を生きる勇敢なあなたへ
乳がんが再発した時、抗がん剤治療中に
左手の指を切ってしまいました
豚汁を作っていて、
研ぎたての包丁でザックリ
結構深く切ってしまい、
血も止まらなかったので
これは病院で縫ってもらった方がいいのかな?と思いながら止血して様子を見ていました
しばらくすると止まったので、一安心
今週も抗がん剤治療があるので
まだ痛かったらその時に見てもらえば
いいかなと思っていました
治療している病院は総合病院
で外科もありました
治療の日、診察を待っていると
看護師さんが私の指を見て、
『どうしたの?ケガしちゃったの?』
『主治医の先生に、見てもらえるように
伝えておくね!』
と言ってくれました
名前を呼ばれ診察室に入ると
先生は早速指を見てくれました
私はてっきり外科に回されるのかと思っていたのですが、主治医も外科の先生でした![]()
そういえば乳腺外科って書いてあるし…
そういえば先生に手術してもらってるし…(笑)
処置をしてもらいながら、
先生は私に向かって
『あのね和佳さん、左側全摘して
リンパも取ってるでしょ
だから左側怪我すると
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
になる可能性があるって
最初の手術の後に説明したでしょ〜
特に今は、抗がん剤治療中なんだから…
もっと、
自分を大切にして下さい』
と言われました
その時私は再発の術後の抗がん剤治療中で
パクリタキセルという抗がん剤を毎週一回、
12週かけて投与していました
そして、一回目の投与をしてから
体調が悪くなって肺炎になってしまった事
があり、次の投与が延期になって
しまったのです
その時は娘の幼稚園卒園式があり、
ちょっと無理をしてしまったのだと思います
そんなことがあり、白血球の値が低かったり、自分の体調が良くないと毎週の治療が出来なくなるので、
その事を心配して言ってくれた言葉
だと思うのですが、
とにかくなんだか、
嬉しさと驚きで涙が出てきました
そんなこと誰かに言われたことが
なかった気がしたからです
今になってわかったのですが、
先生に、半分キレ気味に言われた
あの言葉は
本当の私からのメッセージだったと思うのです
もう、これ以上私を傷つけないで
もう、私の声を無視するのはやめて
もっと、もっと私を大切に扱って
あれからもうすぐで3年が経つ今朝
スライサーで手の皮をスライスしてしまった私(汗)
手を切るたびに想い出す
あの言葉
あの時私は
自分を大切にする
と言うことを
初めて意識し、
自分を大切にするとは
どういう事なのか
手探りで、試行錯誤しながら
歩いてきたような気がします
そしてメッセージをくれた本当の私と
あの頃の私に伝えてくれた先生に
ありがとう🍀
もうきっと、たぶん大丈夫
どこか痛いかわかったからね
自分で涙拾えたら
いつか魔法に変えられる
BUMP OF CHICKEN 『Aurora』より


