九星で占う2024年、日本の運気。 | むすび

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天巫泰之



西洋占星術では、各星座がそれぞれ、国に割り当てられています。
諸説ありますが、日本は天秤座が割り当てられています。
占星術では国や地域と星座を対応させるという伝統があるのだそうです。

九星占星術では、国が割り当てられているのかはわかりませんが、私独自の解釈では、日本は「八白土星」だと思います。

日本が八白土星である根拠のひとつとして、日本国憲法が施行された年月で計算すると、本命星が「八白土星」になりますし、八白土星のラッキーカラーが白と赤で、国旗に対応していて、性格などが、日本に対応しているように思われるからです。

私独自の解釈による運気をお伝えさせていただきます。

年運の運気は本格的に始まるのは、2月4日からですが、前年の晩秋から翌年の運気が入り始めています。おなじように、大運も月運も本格的に始まるまえから運気が替わりつつあるものです。


最初に大運ですが、『三元九運』では2023年までは八白土星の20年間でした。
2024年からは九運に入り、九紫火星の20年間になります。

八白土星時代の日本は「吉凶混交」で、なおかつ、中央の方位で、八方塞がりともいわれている時代。重圧感に苦しむ時代です。なにかと周囲の国々から注目されつつも、あまり周辺国からのサポートが期待できない時代でした。

今年の2月4日以降からは本格的に九紫火星の時代になり、「大吉」の20年間です。東南の方位で、結婚、恋愛、旅行の時代となります。比較的、平和な時代になりそうですが、年運によっては厳しい年もあるでしょう。

今年は三碧木星の年で、北の方位になり、不倫など、スキャンダラスな事件、報道が多くなり、経済的や心身の健康面において運気は最低レベルで厳しい年ですが、九紫火星の20年間のよい影響もあり、6月頃からは日本も息を吹き返していく流れとみています。

八白土星は「坎」にあります。

坎があらわすものとして、水、 流れていくもの、浸透するもの、溶けるもの、 沈没、
泣く、溺れる、穴、不倫、色情、秘密、刑罰、災害、亡くなるなどを意味します。

注目される人は、中年の男性、悪人、色情狂、妊婦、外交員、知恵者、亡命者、脱獄、 スパイなど。

2024年は一時代を築いた大スターがたくさん天に召されるでしょう。
芸能界、スポーツ界、財界、政界、すべての業界の大物、大御所たちの引退か天に召される年月になりそうです。以上が2024年の日本の運気です。

20年間の九紫火星は、日本にとって、大吉のポジティブな影響をあたえてくれますが、それでも日本の年運は厳しいものとなりそうです。

               (了)