人の本性がわかるとき | むすび

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天巫泰之

韓国の客船の事故。

痛ましいです。
高校生の人たちの多くが犠牲者となられたことは痛ましいばかりです。

海が大好きで、フェリーでの旅行も大好きで、いままでも二十数回は乗船しているので、とてもショックでした。

22歳の女性船員の方が最後までお客さまを助けようと天に召されたのに、船長ほかの船員たちは我先に逃げたとされています。おなじ男性として情けないの一言。

人は追い込まれたときに本性が露わになるものですね。
私もその場になったらわからないのかもしれないけれど、そうなったときには命がけで使命を全うできる人でありたいと思います。

なぜなら、我先に逃げて命は助かっても、生涯、自分自身を責め続けるだろうから。
世間の非難は無人島や見知らぬ土地に逃げて、非難から逃れることはできても、自分自身からはどこへいこうとも逃げられないものだから。