#そば派・うどん派どっち【決しておいしくない駅そばの魅力?】 | 3587-3823のブログ

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【決しておいしくない駅そばの魅力?】

 駅ホーム内にある、駅そば屋は、「立ち食いソバ」という名称で、昭和の時代から令和の時代に渡り、サラリーマン等の労働者(おとうさん)にとって神殿の様な存在です。

 最近では、自家製麵やサクサクのかき揚げ等の店も多く、レベルも格段とアップし、下手なお蕎麦屋さんよりおいしい駅そばも増え、日々進化しています。

 少ないお小遣いを何とか工面して、食べるのだから、安くておいしいものを求めるのが、普通ですが、時々むかしながらの、チープな立ち食いそばが無性に食べたくなる時があります。

 そば粉よりもはるかに小麦粉が多い伸びた茹で麺を湯煎した後、出汁をケチった真っ黒な色の麺つゆをかけ、薬味のネギも申し訳ない程しか入っていない、「かけそば」を基本に、何時揚げたかわからない程、時間が経ちフニャフニャになったかき揚げが乗せられた「天ぷらそば」・世界でも日本の立ち食いソバにしか存在しない「コロッケそば」など謎のメニューを食べる為に時折、決しておいしくないチープな立ち食いソバ屋へ寄り道します。

 入り口脇に設置してある券売機で食券を購入した後、引き戸をスライドさせて店内に入ると、厨房をコの字で囲むようにカンターがあり、厨房へ食券を渡した後、出来上がりを待つ間、コップに給水機で冷たい水を入れている間(1分程)に、注文の品が出来上がります。

 コシの全然ない湯煎した麺の上にフニャフニャのかき揚げをのせた後、だしのきいていない麺つゆをかけると、かき揚げがふやけてブヨブヨに変化し、質の悪い揚げ油がうっすらと表面に浮いてきます。(超体に悪い食べ物)

 カウンターの箸差しに大量に差し込んである箸を取り出し、食べ始めるとすぐに天ぷらが分解し、ブヨブヨの揚げ玉に変化してしまいます。

 「コロッケそば」などは、ほぼ「天ぷらそば」と同様ですが、いかにも冷凍コロッケをのせてあるので、当然ふやけて箸ではつかめない程くずれ溶けてしまいます。(たまにカレーコロッケも有ります)

 おそばとは、名ばかりの麺と、崩れて麺つゆと同化した揚げ物に哀愁を感じ、何とも愛おしく思えてなりません。

 決しておいしくはないのですが、無性に食べたくなる、中毒性のある食べ物です。

大宮駅の「駅そば」のかき揚げそばが美味い | プリント基板のレイアウト設計なう!

そば派・うどん派どっち

 

 

 

 

 

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