『諶容文集』全6巻の第5巻を読み終わりました。後2巻(第1巻:長編小説と第6巻:散文雑文)残っています。
個人的に彼女の作品で面白いのは中篇小説に多いと考えているのですが、諶容自身は短篇小説を書くのが好きと言っています。しかし諶容のデビュー作2作品は共に長篇小説です。あまり良く解らない作家さんです。(^-^;)
今回気になった短篇小説は以下の通りです。
- 「褪色的信」
- 文革時の農民青年と知識青年女子の恋愛を描いています。女性が北京の医学院に進学したことにより、二人の関係は変化していきます。題名から結末が想像できそうですが、、、
- 「弯弯的月亮」
- 農村に住む青年と少女が、親に内緒で20㎞以上離れた県城に夕方から映画を見に行く話です。当初は村に張弦の『被愛情遺忘的角落』を見に行く予定でしたが結局見れませんでした。友達のトラックに乗せてもらい県城に日本映画の『生死恋』を見に行った所、家に帰れなくなってしまいます。
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書 籍 名:『諶容文集』第5巻 短篇小説
作 者:諶容
出版社名:作家出版社
出 版 日:2019年9月 第1版
2019年9月 第1次印刷
自己評価:★★★★★
文 字 数:260千字/計68,025千字
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