計画の300冊を達成しましたが、特に何の感慨もありません。史鉄生の短編小説《命若琴弦》に出てくる盲目の旅芸人が、亡くなった師匠の言いつけに従って二胡の弦が千本切れるまで演奏した後、更に黙々と演奏し続けたのが解る気持ちです。先はまだまだ長いです。(ブログはとりあえず3月末まで続けるつもりです)
この本は以前に読んだ銭理群の《北大演講録 話説周氏兄弟》の続編にあたります。口頭でなされた講義を文章にまとめたものですので、中国語自体もそれほど難しくありません。魯迅についてより知りたい人向けの仕様になっています。ご参考まで。
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書 籍 名:《与魯迅相遇 北大演講録之二》
作 者:銭理群
出版社名:九州出版社
出 版 日:2003年 8月 北京第1版
2018年 1月 北京第2版
2021年11月 第8次印刷
自己評価:★★★★
文 字 数:268千字/計66,621千字
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