魯迅の弟の周作人の伝記を書いた本です。
これまで中国国内では日本におもねた漢奸としてみなされ、厳しい評価をされてきた人ですが、この3、40年間で風向きが変わってきたようです。そのきっかけになった一つが銭理群教授が書かれたこの本です。
周作人は中国の知識人としていろいろな仕事をしていたことが、本を読んで良く解りました。私のおすすめの一冊です。
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書 籍 名:《周作人伝 中国現代作家伝記叢書》
作 者:銭理群
出版社名:北京十月文芸出版社
出 版 日:1990年9月 第1版
2005年1月 第2版第8次印刷
自己評価:★★★★★
文 字 数:432千字/計64,061千字
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