今年の第33回東京国際映画祭は、10月31日から11月9日までの間、東京で開催されると発表がありました。

 

例年通り勝手に中国語圏映画をピックアップしましたが、作品が漏れていたり中国語圏以外の作品も含まれている可能性がありますので、あらかじめよろしくご了解ください。

  1. 《无生》(アラヤ)…石夢監督のデビュー作。男と女と娘の深ーい話。○
  2. チャンケ:よそ者:韓国に住む台湾系華人である高校生の話
  3. 蛾の光:若き女性ダンサーが自らの過去と対峙する話○
  4. 《恋曲1980》(恋歌1980):大切な人を失った男女の運命的な恋愛。梅峰監督◎
  5. Malu夢路:マレーシアと日本を往還する、美人姉妹の長年の確執物語
  6. 兎たちの暴走:生後間もなく自分を捨てて出奔した母親と娘の生活
  7. 再会の奈良:長年連絡が途絶えた残留邦人の幼女を捜す年老いた義母の話
  8. 《第一炉香》(第一炉香):言わずと知れた張愛玲の小説を映画化。許鞍華監督作品◎
  9. 《腿》(足を探して):敗血症で切断された夫の足を探す妻(桂綸鎂)の話◎
  10. 弱くて強い女たち:台南の屋台で娘3人を育てた女性に音信不通の夫の死が、、、
  11. 悪の絵:服役中の殺人犯の絵に魅了された画家が世に出そうと奔走する話
  12. 愛で家族に~同性婚への道のり:3組のカップルに焦点を当てたドキュメンタリー

(◎は私が是非見てみたいと考えている映画、○はチャンスがあれば見てみたいと考えている映画です)

 

私にとってはどの映画も初見で、芸術性が高い映画ばかりですが、一番気になっているのは張愛玲原作、許鞍馬華監督の《第一炉香》です。

 

Y'ouTubeで《第一炉香》の紹介を見ましたが、女性監督がメガホンを取っただけあって女性らしい映画に仕上がっていて、男性監督がメガホンを取った《色・戒》とは全く印象が作品になっていました。

 

この映画は是非とも見たいと考えています。でも、中国映画週間に行けば、こちらの映画祭は行けない可能性が大です。(>_<)

 

それ以外では、白黒映画の《ミスター・ノー・プロブレム》を監督した梅峰さんの《恋曲1980》を見てみたいと思っています。

 

取り敢えず作品の中国語名も全部カバーしようと考えましたが、今回の映画祭が初上映の作品もあり作品が最新すぎて中国語の題名が分からない映画が多かったです。(^-^;)

 

テーマをカバーする範囲がとても広く、各作品共どれも個性的で、近年の中国語圏映画の発展ぶりが垣間見られました。

 

今後の中国語圏映画に期待大です。