上海电影制片厂が1986年に製作した映画。監督は谢晋、主演は刘晓庆、姜文主演。

 

茅盾長編文学賞を受賞した古華の同名小説を改編して作られています。

 

芙蓉镇で米豆腐を作って生活の糧にしていた胡玉音(劉暁慶)は、1960年代初頭の「四清」運動から「文化大革命」に到るまで一連の政治運動で痛めつけられます。

 

彼女にとって右派分子である秦書田(姜文)とこっそりつつましやかに過ごすことが一種の幸せとなります。

 

農村における政治運動がどのようなものか良く解る映画で、日本人には原作の小説を読むよりも先にこちらの映画を観ることをお勧めします。