政治部の新聞記者だった八歳年上の姉の仇を取るために、帝都大学を中退して殺人兵器である“磁轨炮”(電磁砲)を開発する二十歳の青年の物語。

 

この作品では、帝都大学理学部物理学科の湯川准教授が青年の高校時代の物理クラブOBとして登場し、「科学はどうあるべきか」を解くと共に、事件解決に非常に重要な役割を果たします。

 

本の中に挟まれている栞を読むと、作者は湯川准教授シリーズの中でこの作品が一番気に入っているとのこと。

 

湯川准教授の人生観というか、東野圭吾さんの人生観が解る一冊でした。

 

いつもの刑事の面々も登場し、面白い仕上がりになっています。

 

これで推理小説は一旦目途を付けて、明日からやっと严歌苓の作品に集中して取り組みます。(爆)

 

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書  籍  名: 《禁断的魔术》

著  者  名: 东野圭吾 
出版社名: 南海出版公司

出  版  日: 2019年1月 第1版

        2019年1月 第2次印刷
自己評価: ★★★★
文  字  数: 158千字/計39,821千字
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