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書籍名:《霜降》
著者名:严歌苓
出版社:山西师范大学出版总社有限公司
出版日:2011年4月  第一版
             2011年4月 第一次印刷
自己評価:★★★
文字数:138千字/10,260千字
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農村から出てきたばかりの学問の無い若い娘が、あるきっかけから、定年退職をした人民解放軍の将軍の家でお手伝いさんとして働く話。

将軍家の家庭内のドロドロした話が、これでもかこれでもかと白日の下に晒されます。

中国では高級幹部本人が死ぬまでは、自宅や自動車や使用人や食糧などは家族が無料で使用できる(沾光)ので、まともでない、楽して生活しようとする人間は全て将軍の下に集まってきます。

名前が良く知られた中華人民共和国歴代の将軍たちやその家族も、こんな生活をしていたのだろうかと、思わず妄想に掻き立てられます。

霜降はお手伝いの仕事で貯めたお金で夜学に行き、この狂った家から離れようとしますが、さて最後はどうなるか。この小説の結末はちょっと驚きです。

後はこの本を読んでからのお楽しみ。(^-^)