宙組、3日目、1230公演を見ました。


初日の各テレビ局のバッシングを受けて、献花台や黙祷、心ある対応に変更されたか、ダメ元で期待したのですが、踊る指揮者の動きと観客の拍手が小さくなったぐらいであとは変化なし。何事も無かったかのような異様な雰囲気はそのままでした(勿論、開演前、終演後の挨拶なし)。


 何度もマインドはあるのか、どうしてお前が泣いてるんだと思いましたし、下級生達は少しでも振付を間違えると上級生から恫喝されるんだろうなとか、仮に火傷事件が再発しても悪気が無かったで済まされる連中なんだろうと思いました。


この印象はこのままでは一生、宙組メンバーにつきまとうと思う。7/10からの東京公演、10月の全ツ、そして、公演順だと来年の正月公演が宙組なので、これらを少しでも世間のバッシングが最小化された状態で迎えたいのであれば、


誠意を見せるなら今。このタイミングを逸したらほぼ絶望的だと思いました。今日でも遅くない。いくら親が本人達は反省していると説明しても今の状況では無理、本人達が後悔し反省し贖罪しているのが世間に分かる形で示すべきと思いました。


どう誠意を示すか、それは4月に発足したというアドバイザリーボード陣と相談を、ですが、公開された議事録を読む限り、3ヶ月で2回しかないし、その内容も小学校の学級会のほうがもっと活発で有効な意見が出そうな様相💦。


今回の作品については、再見なので少しは落ち着いて見れました。編曲、振付、装置、衣装、照明、映像。時々途切れるところはあるものの、コンパクトながら一朝一夕では出来ない、もしかして110周年記念の海外公演用だったのかなと思うレベルだと思いました。


観客の反応で気になったのは芹香の「シナーマン」。客席から笑いが出る箇所があり、初日も気になり、この日も同じでした。この歌はそういう曲ではない。これでは古参ファンには宙組に先人のオマージュは無理、宝塚の名曲を歌うな、宙組の曲だけ歌っとけ、となるので何でも喜ぶのは考え直して欲しい。


大劇場公演は残り一週間。少しでも安寧な観劇が出来るよう、誠意ある運営変更を願うばかりです。


2024/6/30付け追記:大劇場千秋楽の終演挨拶で追悼の言葉なし