実は今日「アルカンシェル」に行く予定でしたが休演。代役公演を望むと過労と言われそうだし💦。遠征に来られている方々も多いと思います。可哀想。宝塚は休演し過ぎだと思います。

→追記
上記を記入した3時間後にコロナだと発表。流行しているのに油断したか。又、陽性は数時間で判明したはず。休演発表も遅すぎる。

で、本題です。

FFの原作会社がパワハラ組の公演を2月中に問題解決しなければ拒絶との記事を読みました。時間切れ。パワハラ上級生擁護派の「FFが不可でもPAGADをすれば良い」との発言も見ました。あの極悪作を見たいとは気が知れない。

折角なのでPAGADの作品としての極悪さを簡単に紹介します。初日の記憶です。

幕開きは芹香の銀橋ソロ。セリ上がり、凄い拍手が起こり、歌い始めても客席の拍手が止まらず。あんなに盛り上がった拍手は記憶になかったです(私もそれをした一人)。このプロローグまで良かった事は認めます。

芝居の冒頭は女性が張り付けにされて公開処刑される場面。無実を訴えるが取り囲む人々は黙視。無残にも息絶える母親を見て泣き叫び、母親の復讐を誓う息子。いきなりのリンチ場面。

そして成長した少年は怪しい水を薬だと偽る悪党に。この男が芹香。喉の痛みを訴える女性にその液体を売り渡し、それを飲んだ彼女が激しく震えて異常に苦しむ。ランプ油を渡したと気付く芹香。

しかし、彼女を救うどころか彼は妖術で「痛みはない」と無理矢理もがき苦しむ女性に我慢を強いて仲間と笑い飛ばして退散。この芹香の悪党仲間は松風、優希、鷹翔、山吹。残酷。

そして、何と驚くべきは、

このもがき苦しむ女性役は有愛さんでした。大勢の中で必死で痛みを訴えるが痛くないと言わされて嘲笑される設定。ヒドイ残忍な公開リンチ。どんな心持ちで連日の稽古していたんだろうと想像を絶します。作演出の田渕大輔氏の神経も疑う。

因みに、この作品での芹香は悪党のまま終幕を迎える。ヒロインの春乃は桜木と恋仲。芹香に拉致された春乃を桜木が救出に来て芹香と桜木が格闘し、芹香は高い所から投身。ここも💦。

エピローグで、春乃は桜木と結ばれたと思いきや、薬売りから声をかけられる。それは実は生きていた芹香。ストーカーまがいに彼女を追って「さようなら」と歌って幕。最後まで怖い。

自分の怨みを晴らす事、下級生の頃にイジメられた怨みを上級生になって晴らすという、陰湿なイジメの連鎖を舞台化したような展開。無神経な配役。因みに天彩は悪女デュバリー夫人。

昨年の休演中にこれを公演したがった松風、芹香ら、パワハラ組の上級生達、彼女らのファンの無神経さに改めて辟易します。これを「FF」の代わりにという人間達の発言にも疑問。

何より普通の感覚なら故人の姿を思って悲しみで公演できないはず。早く謝っていれば休演期間短縮の可能性はあったろうし、劇団も救いたかったのではと思いますが、もう手遅れ。パワハラ組の公演は安全な劇団運営のためにも無理だと思う。

自業自得だと思いますし、世間の反感を倍加させているパワハラ組上級生擁護派のファンも悪いと思います。

余談ですが、私はあの頃は、芹香、天彩、優希、水音を応援していました💦。この日、「Sky Fantasy」の客席降りで芹香と握手できて喜んでいました💦。自分の見る目のなさが本当に嫌になります💦。