デジタル文春を読みました。まだ入団10年しか経っていない若手演出家が演出助手に暴言を繰り返し…との記事。後輩を「お前」呼ばわりして、稽古場で「謝れ❗」と激昂。その他諸々。結局、被害者は可哀想に耐えきれず降板。


彼女は今、星組公演のショーを担当してますが、ハッキリ言って、作・演出は大劇場作品としてはまだまだ。


自己マン満載で、暗くてメリハリなく、「龍の宮物語」で使った異界人の行列をまた出しているし、中詰めも明るく華やかにすべき。ロケットボーイを高身長のロケットガールの横に配置などの無神経さも随所で散見。


それでも、私が感動したのは、礼さんを中心とした星組メンバーの歌やダンスや表現力の素晴らしさがあったればこそ。そして、舞台美術や音楽や振付やオーケストラなど、作品を支えたスタッフの方々の大きなお力の賜物だと思いました。


文春記事が真実なら、何をエラそうに後輩を「おまえ」呼ばわりしてるんや❗です。謙虚にあるべき。今回のパンフにも次の宝塚に向けての決意らしき事を書いていながら、言う事とやってる事が違うやん❗です。


「龍の宮物語」に夢中だったので、裏切られた気持ちが半端なく、本当に腹立たしいです。この作品の事を誉めるのも止める事にしました。せおっち、ごめんなさい、悪いのは作者です。


あと、製作現場のハラスメントを放置している劇団のガバナンス(健全な企業を目指すための管理体制)は一体どうなってるんや❗です。


これだけ問題になっているのに新たなハラスメント記事を書かれて組織として恥ずかしくないのだろうか。


この数年、大劇場へ行くと凄い人数の男性社員が増えているのを見掛けますが、彼らは何をやってるんだろうと思います。書かれる前に、書かれないよう、会社を良くするために動いて欲しいです。


宙組の件については、先ほど、阪急阪神HDとして劇団のハラスメントを認めてご遺族へ謝罪、と報道されましたが、関係者は即退団か、短期退団などの処分をされるべきと思います。


勿論「ハラスメントの証拠があれば見せて欲しい」と、事実無根だと主張して混乱の火に油を注いだ新理事長も責任を取るべきと思います。前売後の数万人の犠牲者を生んだ公演キャンセルも劣悪な経営判断。


尤も、この急転直下は阪急阪神の第3四半期(2023年10月~12月)の決算発表が2月初旬に近づいているから…だろうと思います。本当に心底から謝罪するかは「贖罪するか」だと思います。続報を待ちたいと思います。