来年8~9月の話ですか、日本初演のミュージカル「ディアエバンハンセン」の詳細が発表されましたね。

主演はダブルで柿澤勇人さんと吉沢亮さん。吉沢亮さんって、あの吉沢亮さん?って感じで、

主演者発表は少し前にあったのですが、その発表時に、まさかと目を疑ったほど驚きました。今や一世風靡中の吉沢亮さんの舞台って絶対にチケット取れない事案確定ですね。

この作品の映画版が大好きで、昨年、日本よりも早く韓国で上演されたのでこの作品のために渡韓もしました。元々、オフブロードウェイ作品で、オンに上がり、映画化されて、世界中で上演中。日本での公演は遅いぐらいで、やっとの上演。

日本での翻訳公演をずっと楽しみにしてたのですが、これはチケットを確保できそうもなくて、おののいています。

物語は後述しますが、正直なところ、吉沢亮さんに似合わない役柄です。ある出来事が起こる前まで、友達がほぼいない少年役です。キラキラのイケメンが演じる役柄でないのです。完全にミスキャストですが、でも、そこを演じるのが役者ですからね。

大阪公演は来年9月。誰かのファンクラブに入らないとチケット確保は難しそうですが、頑張りたいと思います。共演の方々も豪華ですし、頑張るしかないですね。来年への励みになりました。

で、物語は


対人恐怖症の男子高生エバンハンセンは治療のために自分宛に書いた手紙(親愛なるエバンで始まる手紙)を校内の嫌われ者コナーに奪われる。翌日、コナーが自殺し、エバンの手紙を見たコナーの両親から二人が親友だったと勘違いされ、ご両親の涙を流して喜ぶ姿を見たエバンは親友だったと嘘を重ねてしまい、そして…。

ララランドやグレーテストショーマンのチームが作ったという音楽が良くて、三浦春馬さんが生前にNYで見てコンサートで歌ったという、この作品の主題曲でもあるYou will be found =君は一人でないを始め歌詞も旋律も心に響く楽曲揃いなのが私には魅力でした。

嘘に嘘を重ねるので、とんでもない事になり、大変な緊張感の中、彼の嘘で自分の息子に誰一人友達がいないと心を痛めていたコナーの両親が喜びと安らぎを覚え、エバン自身も自殺未遂もした自分の孤独感から解放され、自分の存在を認めてくれる人に巡りあった幸せを感じていく。この辺りに私は感動の涙を禁じないのですが、

舞台版は元々オフ作品なので少人数ですし、インターネットが使われる話なのでガチャガチャした無数のモニターが設置されたりもして、私は大人数でクラシカルな映画版のほうが私は好きなのですが、生の舞台の力も捨てがたかったのが韓国版を見た感想です。

吉沢亮さんの生舞台~見てみたいです。