「ペンは技術と頭脳で勝つ!(8/8)」
「卓球王国」(2017年10月号)
「我ら、ペンホルダーズ・VOL.35」より
今回は、最終回(全8回)の「必殺サービスを伝授」と「ペンホルダーの読者に贈る言葉」を紹介します。
詳しくは「卓球王国」のバックナンバーを参考にして下さい。
1、必殺サービスを伝授
菴木コーチの代名詞であるバックでのアップダウンサービスの紹介です。
サービスは第1球目攻撃であり、ペンホルダー特有の指の使い方が活きる技術です。
・スイングは下回転と同じ。瞬間的にラケットを握ることで、上回転になります。
・ペンは打つ瞬間にラケットを強く握ることで、回転をかけることができ、瞬間的にグリップを握ることで上回転が出せます。
①下回転サービス
スイングはボールの下側をとらえる。
そのまま打てば、もちろん下回転サービスになります。
②上回転サービス
バックサービスの時にグッとグリップを強く握ると、ラケットヘッドが少し上がります。スイングの途中で、当たる瞬間からグリップをグッと握ることで、上回転になります。
2つのサービスは、できるだけ同じフォームに近づけることが大切です。
このバックサービスは上回転のイメージが強いので、すごく切れていなくても下回転を落としてくれます。
裏ソフトの場合、回転量は裏ソフトに勝てないので、なるべく切れていないように見せて、実は少し切れているというのが理想的です。
●まとめ
・サービスは第1球目攻撃であり、ペンホルダー特有の指の使い方が活かせる技術です
・スイングの途中で、当たる瞬間にグリップをグッと握ることで、上回転が出せます
・できるだけ同じフォームに近づけることが大切です
(全シリーズを通してのまとめ)
・卓球は、印象を操作するゲーム、その打球によって「相手にどう思われているか、どう思わせたいのか」をコントロールするスポーツ
・ペンは技術と頭脳で勝つ!
○必殺(魔界)サービスの動画
(出典:「Takafumi channel」YouTube)
[卓球]元全国チャンピオン菴木コーチの魔界サーブ!
2、「ペンホルダーの読者に贈る言葉」
異端になろう!そして偏ろう!
定石を知ることで「型破り」になれる
・私は、卓球を始めた時からペンホルダーでプレーしてきました。
裏面打法は高校生の時、そして社会人でも試しましたが、勝てなくなってしまうのが嫌で、結局はやめました。
我慢して続けていればもしかしたら勝てるようになったかもしれないですが、私は少しの負けにも耐えられませんでした。
・裏面打法はバックを振るという発想です。それはペンがやるから新しいのであって、シェークは昔からやっています。
私はシェークと同じ武器を身につけるよりも、今の時代ならばペンはもっと偏った卓球で良いと思います。
・現代では、シェークが全盛であり、正統の戦型です。
それに対して異端と呼ばれる戦型は、少し前まではカットマンや粒高攻守などでしたが、今ではペンも異端な存在になっています。
人とは握りが違うラケットを使い、片面のラバーでプレーするペンは異端なのです。だからこそ、頭の中も異端にならないと勝てないと思うのです。
シェークと同じようにバランスを重視すると、ペンもバックを振れないといけないという発想になってしまいますが、ペンだからこそフォアに偏る卓球でも良いでしょう。
・もちろん弱点を突かれた時のもろさはありますが、それを相手にいかに見せないか。また、自分も目をつぶることができるか。
マイナスが出てもそれを補うだけのプラスがあるという考え方をしなければいけません。
(参考)
「ペンは技術と頭脳で勝つ!」シリーズ
「卓球王国」(2017年3月号〜10月号)
「我ら、ペンホルダーズ」(VOL.28〜35)
①表ソフトのドライブ
②スマッシュ&カウンターは打てる!
③緩急&カウンターは打てる!
④ストップで学ぶフォア前
⑤ペンは切り替えが早い
⑥バックハンドの習得法
⑦台上で変化をつける
⑧必殺サービスを伝授
(参考)
菴木伸吾コーチとは?
・Ace卓球スタジオのオーナー兼コーチ
(連載当時はクニヒロ卓球のプロコーチ)
・全日本マスターズ30代で優勝、40代で準優勝の実力の持ち主
・ペンホルダー表ソフト・裏面なし
・特に魔界バックハンドサービスは有名
(出典:「Ace卓球スタジオ」HPより)
(参考)
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