個人卓球場の平日営業の推進について(1/2)
現状、どこの卓球場も平日の昼間(朝から夕方まで)の広いスペースと卓球台が丸ごと「デッドスペース(空き時間)」になっています。これは店舗経営のキャッシュフローの観点からも、非常にもったいない「機会損失」です。
平日の日中、一番動けるシニア層や主婦層、あるいはフリーランスなどをターゲットに「平日の台貸し(シェア・コミュニティ利用)」を効果的に潤わせるための具体的な対策を提案します。
1. 「1人」でも来れる仕組みを作る
(最大の間口拡大)
台貸しの最大の弱点は「2人以上集まらないと利用できない」ことです。平日の昼間に「ちょっと打ちたいな」と思っても、相手が見つからずに諦める人が続出しています。
①「お一人様歓迎!マッチングタイム」の設置
・例えば「毎週月・木の13:00〜15:00はフリープレイDay」と設定。
・1名で来店しても、その時間に集まった人同士で自由に台をシェアして回し合うシステム(入場料:1回1,000円など)。
・お店側が「マッチングの場」を提供することで、即席のコミュニティが生まれ、一気に敷居が下がります。
②卓球マシーンの「定額使い放題」プラン
・もしマシーンがあるなら、「平日10:00〜16:00限定・マシーン台貸しサブスク(月額制)」や、1時間ワンコイン(500円)貸し出しを行います。
・「人と打つのは気が引けるけど、一人でコソ練(秘密の特訓)したい」「運動不足を解消したい」という層の需要を一網打尽にできます。
2. 定額制(サブスク)による「平日の居場所化」
平日の昼間に時間がある層(特にリタイアしたシニア層や主婦層)は、「安く、何度も通える場所」を好みます。
①平日昼限定・通い放題パスポート」の販売
・月額4,000〜5,000円程度で「平日10:00〜16:00の間なら、台が空いている限りいつでも使い放題」というサブスクを導入します。
・お店としては、どのみち空いている時間帯なので原価はほぼゼロ。前金で確実な月会費収入(ストックビジネス化)が入るため、経営の経営の安定感が跳ね上がります。
・利用者は「元を取ろう」と頻繁に通うようになり、そこが自然と賑やかなコミュニティに育ちます。
3. 「集客のレバー」としてジュニアの親御さんを巻き込む
夕方以降に「○○ Table Tennis Jr.」などに通っているジュニア陣がいるなら、その「親御さん(ママさん・パパさん)」は最強の潜在顧客です。
①「子供がレッスン受けてるから、私も」作戦
・ジュニア会員の家族限定で「平日昼の台貸し半額クーポン」や「最初の1時間無料体験」を配ります。
・子供の送り迎えのついで、あるいは子供が学校に行っている平日の昼間に、ママ友同士で「ちょっと体動かさない?」と集まる流れを作ります。
②「親子ペア割」で土日の台貸しも底上げ
・まだ平日の流れから派生させて、週末の空き時間も「親子なら台貸し1時間500円」などにして、家族の娯楽として定着させます。
4. 他のコミュニティから「団体客」をごっそり持ってくる
個人を1人ずつ集めるのが大変なら、すでに平日に暇を持て余している「コミュニティ」に営業をかけます。
○地域のシニアサークル、婦人会へのアプローチ
・地域の公民館や老人会、マンションの管理組合などに「平日の昼間、冷暖房完備の快適なスタジオで健康卓球しませんか? 団体貸切プランあります」とチラシを配る。
・公民館の抽選に漏れたサークルなどが、喜んで定期利用してくれるケースは非常に多いです。
●対策のまとめ
まずは「月・木の13:00〜15:00は『1人でも来れるフリープレイDay』」あたりから、SNSや既存の生徒さんへの口コミでテストマーケティングを始めてみるのはいかがでしょうか?
「個人レッスンの予約が入っていない時間は、いつでも誰かが楽しそうに打っている活気ある空間」へ変貌させるための第一歩です。
