●ペン表前陣速攻型が苦手なサービス
1. ナックル性のショートサービス
ペン表前陣速攻型は、ナックル性のボールを非常に苦手とします。これは、表ソフトラバーの粒が、回転の少ないナックル性のボールに対して、独特の滑りやすさを持つためです。
・サービスレシーブのミス
フリックが難しく、オーバーミスやネットミスが増えます。
・強打のしにくさ
強打しようとすると、打点がずれやすくなり、ボールが浮いてしまうことが多いです。
2. 下回転系のサービス
ペン表前陣速攻型は、下回転のボールをフリックで処理することが多いですが、回転量の多い下回転サービスに対しては、以下のような問題が生じます。
・レシーブの難しさ
回転に負けてしまい、ボールがネットにかかるミスが増えます。
・強打の難しさ
強い下回転をフリックで返すのは難しく、ドライブやツッツキで返すことになり、先手を取ることができません。
3. サイドスピン系のサービス
サイドスピン系のサービスは、ペン表前陣速攻型の弱点である「横の揺れ」を効果的に攻めることができます。
・バック側へのサービス
相手のバック側にサイドスピンのサービスを出されると、レシーブがやりにくく、相手に3球目のチャンスを与えてしまいます。
・体から離れていくサービス
体から離れていくようなサイドスピンのサービスは、打点を正確に捉えるのが難しく、レシーブミスにつながりやすいです。
これらのサービスに加えて、ペン表前陣速攻型は、緩急をつけたサービスにも対応が難しいという特徴があります。
(出所)タクガキブログ(2020-05-02)より
●ペン表前陣速攻型が苦手なサービスに対応するための練習方法
ペン表前陣速攻型の弱点を克服するためには、レシーブの精度を上げることと、イレギュラーな回転に対応する能力を磨くことが重要です。
1. ナックル性ショートサービスに対応する練習
①多球練習(ツッツキ)
相手にフォア前、ミドル(体の正面)、バック前など、様々なコースにナックル性のショートサービスを出してもらい、ひたすらツッツキでレシーブする練習です。
無理に弾き打ちをしようとせず、ボールの落下地点を正確に見極め、ラケットの面を垂直気味にして丁寧にツッツキましょう。
②サービス出し・レシーブ練習
相手にナックル性のショートサービスを出してもらい、それにツッツキやフリックで対応する練習です。
サービスの回転量やコースを相手に変えてもらい、様々な状況に対応できるように練習しましょう。
2. 下回転系サービスに対応する練習
・多球練習(下回転のレシーブ)
相手に回転量の多い下回転サービスを出してもらい、ドライブやツッツキでレシーブする練習です。
①ドライブ
下半身をしっかりと使い、手首を使いすぎないように注意しましょう。
②ツッツキ
相手の回転に負けないよう、しっかりとボールの下にラケットを入れ、前に押し出すようにツッツキましょう。
3. サイドスピン系サービスに対応する練習
・多球練習(横回転のレシーブ)
相手にフォア前やバック前、体から離れていくようなサイドスピンサービスを出してもらい、レシーブする練習です。
ラケットの角度を微妙に調整し、横回転に合わせてボールを捉える練習を繰り返しましょう。
4. 緩急をつけたサービスに対応する練習
・サービスパターン練習
相手に速いサービスと遅いサービスをランダムに出してもらい、それにレシーブする練習です。
①相手のフォームをよく見て、緩急を見極める練習をしましょう。
②速いサービスにも対応できるよう、常に構えを崩さず、素早いフットワークを意識しましょう。
まとめ
これらの練習を組み合わせることで、苦手なサービスに対する対応力を高めることができます。
・多球練習で基本的な技術を身につけ、サービス出し・レシーブ練習で実践的な対応力を養いましょう。
・練習相手に、意図的に苦手なサービスを出してもらうように頼むことも効果的です。
・試合で苦手なサービスを受けた際は、無理に攻めようとせず、まずは確実に台に入れることを第一に考えましょう。
これらの練習を通して、苦手なサービスを克服し、さらに強いペン表前陣速攻型を目指しましょう。
