「今枝流・勝者の思考学」(第1回)
「卓球王国」(2024年11月号)
●戦術の定義
戦術とは「今、ここにいる自分で、目の前の相手に勝つためには何をすべきか」を考えること。
試合におけるゴールは「目の前の相手に勝つ」こと。戦術とは、そこから逆算して勝利への道筋を描いていくこと。
「考える」そして「賢くなる」ということ。
○優先すべきは自分ではない。戦術は常に「相手ありき」
戦術とは「自分でこういうプレーをしたい」を考えるものではなく、「相手がこうだから、自分はこう戦おう」というように、相手を中心にして勝つための術を考えるもの。
「知らないことほど不自由なことはない。全部を知って、それを使うか使わないか選択するのが賢い方法だ」
○「技術力」と「精神力」も戦術において必要不可欠。
戦術は、これから起こる未来を思い描くもの。未来のことだから、希望に膨らんでいないといけない。そして、未来のことはどうなるかわからないからこそ「よし、やろう!」と決断して、前向きな気持ちで実行した方が成功しやすい。
●感想
今回は「戦術の定義」についての内容でした。何回連載するのかわかりませんが、その展開が楽しみです。
●今枝一郎氏とは
1974年11月6日生まれ、愛知県出身。
全中・インターハイ・全日本ジュニア・全日学でシングルスを制し、1994年には全日本選手権シングルスで優勝。
日本代表として2度、世界選手権に出場。
引退後は母校・愛工大名電高で監督を務め、インターハイ学校対抗8連覇、高校選抜7連覇。

