わたしにとって「毒親」は母と同居の祖母だ。

 

わたしがまだ幼いころから二人はそれぞれのストレスをわたしに容赦なくぶつけていた。

 

怖い顔、不機嫌な顔をされて、浴びせられ続けてきた、呪いがぎゅうぎゅうに詰められた言葉、言葉、言葉。

時には手や足も加えられていた。

 

 

振り返ってみるとわたしは

親に抱かれた記憶がない。(両親に)

私にこころから笑いかけてくれたことはない。

嘲笑う、バカにした笑いならある。

 

 

いつも家庭内は不穏な雰囲気で満ち溢れていた。

 

 

だからこそ、落ち着いて安心して生活のできる「家」にあこがれ、それが結婚願望に結びついたのかもしれない。

また、毒親、毒家から早く抜け出したい気持ちも強くあった。

「結婚」を理由に毒沼から出たかったのだ。

 

 

そして結婚したいま「幸せ」か?

と尋ねられれば

「はい!」

と即答-

 

 

 

―できない。

 

 

「結婚」にもいろいろとあって

私は毒夫と結婚してしまったのかもしれない。

毒家から抜け出したが、

再び毒家の沼に入ってしまったのかもしれない。