指圧やマッサージなどは多いが、鍼となると仕切りが高く痛いイメージがあるかたも少なくない。

 

 

 

実際に僕のお客さんでも鍼の経験が全くない方が多く、一度お試しでお勧めすると「もっと早く鍼をしていればよかった」との意見が大多数である。

 

 

もちろん、鍼を打つ行為は身体に異物を入れることなので信頼関係が必要不可欠なので、初対面の治療家に大切な身体を預け、鍼を打つお客さんの気持を考えると、術者側は心してお客さんと向き合わなければならない(あたりまえか)

 

 

 

 

 

 

鍼の効果はどのような機序かといいますと、鍼を打つことにより白血球より痛みを緩和する物質が体内から放出され痛みやコリが緩和されます。この時鍼を打つ術者は西洋鍼と東洋鍼の使い分けが時には必要だと僕は考えています。

 

 

 

単純に外敵要素である痛みやコリの緩和には西洋鍼が効果を発揮して、根本的な改善には東洋鍼が必要になると考えています。

 

 

 

また、痛みはには心理的な奥深い(本人にもわかりずらい)原因が隠されているので、西洋鍼のように局所での痛み緩和だけでは到底解決でいません。

 

 

 

一時的に痛みの緩和につながる西洋鍼は世間ではとても受けがよく人気であるのだが、実際には根本の改善には届いていないので直ぐに症状はぶり返します。

 

 

 

ここで言う東洋鍼(経絡治療)の根本治療とは、「心身一如」である東洋思想に繋がる回復を図る必要があると考えます。食、思考、意識、信仰心、感謝など日常の生活から根本的な改善の見直しが求められる。

 

 

 

※「心身一如」とは身体と精神は一体であり、つのものの両面にすぎないという仏教の考え。 「身心」は、体と心のこと。 「心身(心と体)」ともいい、「しんじん」とも読む。

 

 

 

また、良い鍼師を探す事もとても重要です。

 

 

 

ご自分に合う鍼師を探すのも至難の業で、よく口コミで良い評価だからと治療院に行くと自分には全く合わず、効果が無く逆に悪化する場合も少なくありません。

 

 

 

一番良いのは、鍼師に直接良い治療家を聞くことがいいですが、本人を目の前にして聞くのもなんですので、考えて聞くと良いですね。

 

 

 

お医者さん選びと同じで、自分で足を運び実際に体験して感じ取ることが回復する近道だと思います。