山の神 父は大王 母は虎王
産に立ち会った 南のれっつに12人の子供の名付けを頼む
12人の子供の名は 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
山の神は12人の神
山登りは12人を避ける (12人の場合は人形を帯同)
山の民は、死の穢れよりも産の穢れを恐れる
山の神の言い伝え~神楽・昔話・イタコの祭文
神の名付けの伝承は、愛知県北設楽郡にも
花祭り「榊問答」 けんばい~大地を踏みしめ厄を払う
湯ばやし
土でかまどをつくり・火をくべ・湯(水)を沸かす~陰陽道の要素
太郎の子供の名付け~十干
二郎の子供の名付け~十二支
三郎の子供の名付け~暦
四郎の子供の名付け~九曜
五郎姫~土用を与える
『オシラサマ』…養蚕と関連した神→神体を桑の木で作ることが多い
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東北全域で信仰。最近では道南まで広がる
~移住民が持ち込み、のちには本州の宗教者が訪れ広めている
オシラサマの祭文-口寄せ巫女によって(除、福島)
イタコ~口寄せ巫女の一種
オシラサマの呼称
「オシンメ様」「オシンメイ様」(福島県)、「オコナイ様」(山形県)など、他にオシラガミ、オシラホトケ(岩手県)、カノキジンジョウ(桑の木人形)
オシラサマ 津軽~金襴の衣、他に冠やメダル
南部~赤い衣、胸元に鈴←「子安様」との混合
オシラサマ~佐々木喜善により全国に知られる
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遠野物語の語り手
伊能 嘉矩(いのう かのり)、慶応3年(1867年)~大正14年(1925年)
遠野出身の人類学者・民俗学者
オシラサマとアイヌの関連~アイヌの『イナウ』(木の御幣)
祭壇用イナウ(ヌサン)がオシラサマの神体と形状が類似
他にも、ウィルタ:樺太(中部以北)の先住民族、ツングース系の木像(家の守り神)
アイヌのチセコロカムイ(チセ:アイヌ伝統家屋の全体を司る神)
日本の『削りかけ』(紙が普及する以前の御幣)→弊=祭りの時の神の依代(よりしろ)
岩手県のオシラサマ
種市 真下家 大永5(1525)年の銘・東和町 菊池家 元亀3(1572)年の銘
→包頭型のオシラサマ(cf.青森県はall包頭型)
江刺 貫頭型のオシラサマもある(人面、馬面)
遠野の佐々木喜善の家は貫頭型のオシラサマ(人面、馬面)
秋田県小坂~白い衣
山形県鶴岡(オコナイサマ)~笹竹に和紙
宮城県石巻市~1対ではなく1体のもの
福島県岩代(オシンメイサマ)~祭事に参加者の一人に託宣
青森ではイタコに託宣
高山稲荷に収められたオシラサマ~託宣の印に久渡寺以外の印も
(最勝院、蓮乗院など)
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平賀・天台宗
蓮乗院の『オシラ講』~本堂に一同に飾り、読経・お清め
久渡寺のオシラ講~オシラ祭文はイタコが
岩手県宮古市堀内のオシラ講~「オシラアソバセ」の呼称・豊作を祈り、預託