津軽弁       意味            ひこにゃんの《語学力》

(凡例:◎よく使う、○希に使う、△理解はできるが使わない、

✖知らないなにそれ)

かっぱとる    (川などで)靴に水が入ってしまった ○ 「かっぽり」で
かっぱる     盗みとる    △
がっふぇ     (=がっつい)  ×
かで        混ざり物    ○ 

何かのグループに入る時に「かでで」(=混ぜてよ!)
かに        ごめんなさい ◎

「かに、かに」=カニさんごめんなさい(出典:さるかに合戦)
かます      かきまぜる  ◎

用例「なますをかます」=もうすぐおせちの用意を…
かまどけす   財産をなくす        

ドカンと一発かまど消し(どこかの交通標語)  

(ドカンと一発事故を起こすと財産をなくしてしまうよ)
かまり      におい/香り  ○

そういえば、小学校の頃友人たちと布施明の歌を『シクラメンのかまり』と・・・
かみ       東京(関東地方)

(間もなく、襲撃します。お覚悟遊ばせ!)
がめる      盗む  △
がめこもぢ   黄金焼き/今川焼き ×
かもる      かまう   ◎ 

かややね    かやぶき屋根 △

というか、今や無落雪屋根の時代にいう機会は殆ど無し!
からきんず   わがまま/好き嫌いが多い ◎ 「からきじ」として

よく言われますm(_ _)m
からぽねやみ なまけもの/めんどくさがり

よく言われますm(_ _)m
からがぐ     縛る  ○
かる       買う   ○
かる       (鍵を)かける ○   
かれ       辛い ◎
がわり      周り ○
かんからふみ  かん蹴り  △
がんがん    一斗缶  × (゚Д゚)ハァ?、
がんくらふぇ  不均衡   × 

「貿易収支のがんくらふぇ」
がんけ      額    × 

かんけっこ   とりかえっこ  △     
かんごうかい  弘前桜まつり/花見(観桜会) ◎

そうなんです、ひこにゃんの周囲では金木町芦野公園に

行くのは“花見っていうのよ~?”
かんつけだ   貧弱な  ○

よく言われ『ました』m(_ _)mメタボになる前は┐(´д`)┌ヤレヤレ           

かんどっこ   角  ○             
かんとまめ   ピーナッツ/落花生  △

言わなくなったなぁ~
がんぶ     (例えば蚊に刺されたところとかが

掻きすぎてゲチャゲチャになること) ×

「フォレスト・がんぶ」

がんぶ     (がんぶな人)

「フォレスト・がんぶ」
かんぷける   カビる  ◎

「かぴける」として

きがる      ~する気がある/しようとする

◎  「気なる」として
きがね      言うことを聞かない ◎

よく言われますm(_ _)m
きかんじ     言うことを聞かない人 ◎

よく言われますm(_ _)m。
きけね      聞こえない ◎
きける      聞こえる   ◎
きさわり     気にさわる(気分が悪い) ○
きしゃ      JR(cf.でんしゃ)  ???

じゃあ、津軽鉄道や弘南電鉄って、「リニア」でも走ってるの?
きつけへ    気をつけてね  ◎
きな       昨日  ◎
きな       来るな  △ 「くな」(来な)は使います
きまげる    腹が立つ/イライラする ◎ 

よく言われますm(_ _)m。

きみ       とうもろこし ◎

「とうきび」の短縮形が変化したのかな?
きめる     盗む  ×

「きみきみ、きみ、きめる」=貴方様貴方様。トウモロコシに決めなさい。

「きみきみ、きみ、きめる」=貴方様貴方様、トウモロコシを盗む!。

日本人の叡智 (新潮新書)/新潮社
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たまたま、近所の書店に、パソコン検定の問題集を買いに行ったら、目にとまり買い求めました。



映画「武士の家計簿」の原作者、茨城大学准教授の磯田道史さんが新聞連載していたものを一冊にまとめたものです。

古くは慶長年間・西暦1600年の古文書から平成の現代の書に至るまで読み込んで、その中に出てくる珠玉の言葉の数々を、「知らせずにはいられない」という思いで磯田さんがまとめた一冊だ思います。



見開き2ページに、さまざまな98人の『謹言』が見出しとなり、その言葉を「残した人」のアウトラインやその言葉が生まれた内面的な背景が簡潔に書かれています。



ひこにゃんは、目次を見ながら、興味を持った人の言葉を拾い読みしています。


そんな中で、最近とても感銘したのが、タイトルにもしました「出る月を待つべし。散る花を追うことなかれ。」(=江戸時代の学者 中根東里)という言葉です。


この中根について、『日本人の叡智』から引用します。


【中根東里】(1694~1765)


出る月を待つべし。散る花を追うことなかれ。


 中根東里は徳川時代に存在したあらゆる学者の中でも、もっとも清貧に生きた人。驚くべき思想の高みに達しながら、世に知られず、今日まで埋もれている不思議な人物である。

  その文書は卓絶。まず高名な儒学者荻生徂徠が彼を激賞した。江戸中に名声がひろまり、博士たちは〈慶元(慶長元和=徳川創始時代)依頼、稀有絶無〉と驚嘆、その文才をうらやんだ。だから幕府や大藩の儒者となり高録を喰むものだと思われていた。

 ところが、彼は学問で録をもらおうとしなかった。長屋にこもり、食のあるときは書を読み、食が尽きれば履物を作って市で売り小銭をえた。人々は彼を「皮草履先生」とよんだ。同じ長屋に病人が出て、貧しくて薬がないと知ると、大切にしていた書物をことごとく打って与えていたと言われる。

 そんな風だから貧しさはどこまでも彼を追いかけた。52歳の時、栃木の佐野で村塾をひらいていた彼のもとに弟がきた。「難産で妻が死に、育てられない」と3歳の幼女を置いて去った。東里は独り身。人生50年の時代。老い先も短い。自分が死ねば、この子はどうなるのか。幼女を膝に抱き、彼は遠くを見つめた。そして筆をとって書いたのが冒頭の言葉。彼の塾の壁書のなかの1つ(『日本倫理彙編』巻之二)。

 この言葉は人生のすべてにあてはまる。人生において歓喜の瞬間は短い。大切な人との別れもくる。しかし、桜は散っても、月は必ず出てくる。それを待つ時間をどのように大切に生きるか。母を失ったあどけない幼女を抱きしめ、この清貧の村儒者は、そのことを言い聞かせようとしていた。


(引用ここまで)



ひこにゃんは、戦国武将や維新の志士や軍人将校のみなさんの『お言葉』は、往々にしてシックリこなくて斜に構えて「ケッツ!」というタイプの人間です。「あなた方だから、そんなご大層なお言葉もよかろうけど、私はそれ人生訓にするのはこっ恥ずかしいなぁ」みたいなタイプ。


でも、そういうことは置いておいても、今のひこにゃんには『出る月を待つべし。散る花を追うことなかれ。』という言葉は、これからの処世の標になる言葉のような気がします。



それにしても、きちんとかなめかなめをおさえて、整然と理知的に系統だてて研究すると、磯田道史せんせい。


めちゃくちゃに、3歳児のように本能の赴くままに、興味のあるものに野生の勘で、あちこちに首突っ込むとひこにゃん。


日々の暮らしに、『出る月を待つべし。散る花を追うことなかれ。』という言葉を胸に刻みながらも、内なる本能で多分このまま暴走するんでしょうねぇ(;´д`)トホホ…。



さて、この『日本人の叡智』には、津軽藩四代藩主信政公の言葉も載っておりましたので、明日紹介させていただきます。そして、ブログの最後に『余興』としまして、「教材用動画」の第一作『屏風山の植林』を再映いたしますm(_ _)m。

津軽弁       意味            ひこにゃんの《語学力》

(凡例:◎よく使う、○希に使う、△理解はできるが使わない、✖知らないなにそれ)


おいの       私の      ◎ 

注:「我が家の」という意味で使ってます
おが        おかあさん   △
おがる       大きくなる・成長する ◎    

おける       ころぶ     ◎      
おけす       倒す      △
おこね       恐い      ◎  

注:「おかね」と発音しております
おし        口が聞けない人(蔑視語か?) △ 

 あぁ~、放送コードに…
おつける      押す      ◎
おったってまる   疲れ果てる  ◎
おったる      へたばる    △
おっとい      おととい ◎
おつゆ       味噌汁     ◎
おづげ       味噌汁 △ 

“おみおつけ”の省略形らしいです 
おど        おとうさん   △
おどげ       顎       ×
おどでな      昨日      ×  

えっ?“おととい”のことじゃないの?
おどなり      物音 ○
おはよごす     おはようございます △
おばんです     こんばんは ○  

  かつて知り合いの女性に「おばんです」といわれたんで「おじんです」と返答したらムッとされました。
おぼる       おぶる    ◎
おめ        あなた   ○ 

気が向くと「おめ様」(=お前さん)的に使ってます。
おもへ       面白い ○
おやぐ       親戚    ◎  

「おやぐまぎ」として使用、あまりに遠い親戚のことを「おやぐまぎな?たまごまぎな?こぶまぎな?」というのが、我が家の慣用句。
おやてば     そうだって ×
おら        私(女)   

 ワタクシも言いますが、津軽だと「オネェ言葉」になるんでしょうか?
おろー       あらら・わーお ×
おんじ       次男    ◎  

丁寧に「おんちゃま」(=次男様)といってます。
おんどがる    起きる・目覚める △
おんどりっこ    トランプのジョーカー ×
おんどる      ジョーカーを出す ×

韓国の床暖房だとばかり思ってました
おんべだふり   知ったかぶり ◎
おんべる      おぼえる  ◎

「おべる」と発音しております
おんにゃ      外   ×

おんぼっこ     赤ん坊 ○
おんろー      あらら・わーお ×
か         はいどうぞ ○
か         たべますよ △

『か、か。か、か。』=蚊をどうぞ召し上がれ。蚊をちょうだいいたしますわ(ボウフラの会話)
かいだ       壊れた  ○

もっと荒っぽく「ケダ!」と言うことがあります。
かが        奥さん  △
かがさね     書くことができない ○
かかせみ     ヒグラシ(蝉) × 
かぐじ       裏の畑/裏庭/家の裏 ×
かぐは       かくは宮川(弘前市一番町にあった百貨店)

私ら世代は◎◎◎ アラサーからアラフォーは「ハイローザ」
がさえんび    シャコ  ◎
かさぴた     かさぶた △
かすぺ      エイ  ○
かだくら      頑固者  ○

高校時代の頑固な友人は出身地にちなんで「かわぐら(=金木町川倉)のかだくら」の称号が
かだつける     片付ける ◎
かだる       参加する ◎
かすがる      傾く  ◎ 

「かしがる」で使用
かちゃくちゃね   ごちゃごちゃしていていらいらする

◎◎◎◎◎  ホントに損な性分だと思います!
かちゃべね    貧弱  ×
かちゃましい   ごちゃごちゃしている・邪魔・うっとうしい
◎◎◎◎◎  ホントに損な性分だと思います!
がちゃめぎ    ぬかるみ ×
かづ        (鍵を)かける ○

最近は言わなくなりつつあります。
かつぐ       追いつく ◎
がっこ       水  △

北東北のあるあるジョーク、秋田に言って「がっこけへ」(水ください)と言ったら「タクワン」(秋田弁でガッコ)登場!

かっちゃ      お母さん △
かっちゃ      裏返し  ◎

お約束通り「かっちゃ、かっちゃ」(=お母さん、裏返しに来てますよ)、おまけ「かっちゃ、かっちゃ?」(=お母さん、買ってますか?)
かっちゃぐ     ひっかく  

がっちゃんき    ホチキス ○
がっつい      ぼろい   ×         

かっぱ       逆さ     ×