加納石人の書



金色の文字は梵字で
不動明王(カーン)を意味する。


 
不動明王の真言には以下のようなものがある。
一般には、不動真言の名で知られる、小咒(しょうしゅ)、一字咒(いちじしゅ)とも呼ばれる真言が用いられる。

「ノウマク サンマンダ バザラダン カン」
(namaḥ samanta vajrāṇāṃ hāṃ)


また、長い真言には、大咒(たいしゅ)、火界咒(かかいしゅ)と呼ばれる真言がある。

「ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケンギャキギャキ サラバビギナン ウンタラタ カンマン」
(namaḥ sarvatathāgatebhyaḥ sarvamukhebhyaḥ sarvathā traṭ caṇḍamahāroṣaṇa khaṃ khāhi khāhi sarvavighanaṃ hūṃ traṭ hāṃ māṃ)



その中間に位置する、中咒(ちゅうしゅ)、慈救咒 (じくしゅ)と呼ばれる真言も知られる。

「ノウマク サンマンダ バサラダン センダンマカロシャダヤ ソハタヤ ウンタラタ カンマン」
(namaḥ samanta vajrāṇāṃ caṇḍamahāroṣaṇa sphoṭaya hūṃ traṭ hāṃ māṃ. )


大意:「激しい大いなる怒りの相(すがた)を示される不動明王よ。迷いを打ち砕きたまえ。障りを除きたまえ。所願を成就せしめたまえ。カン マン。」

お願い



ようこそ!

随風社 加納朱美です。


この作品も《不動明王慈救咒》です。


とても奥深い色合いです。

光を受け方で、

まったく違う色に見えます。


私は《ウルトラ マリン ブル》が

大好きなので、

この作品の背景の色に惹かれます。


ま、ラピスラズリは使われて無いと

思いますが…


この発色は、何からくるんだろう凝視


私の知る石人の書の中で、

一番好きな作品です。






鎌倉 成就院の
不動明王
おひさまの光を浴びてキラキラしていました。



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四国八十八ヶ所五十七番



寺名:  府頭山 栄福寺
御本尊: 阿弥陀如来
御真言
おん あみりた ていせいから うん

御本尊御詠歌
『このよには ゆみやをまもる やはたなり
らいせはひとを すくうみだぶつ』