食べログGOLD 京都の中華料理・第1位の評価もあった
「仁修樓」さん、今年の予約は既に満杯です。
先日、何故かラッキーにも行ってまいりました。
金閣寺方面なので京都駅からはちと遠い
住宅街の只中。北側の木が交通公園。
広東料理。
この日は17時スタートの組で4名のみ
8名まで可のカウンター席は広々。
コース、23000円~。
このお箸がいいんです。お持ち帰りください・と。
お品書き
この時点では気がつかなかったのですが・・。
<ヒマラヤ産モリーユ茸と衣笠茸の上湯スープ>
鶏の出汁もかな?茸の甘みも奥深い特上のスープ。
<前菜9種盛り合わせ>
品数は多いけど、とても賑やかで存在感のある品々です。
オーソドックスで色彩のバランスも良い。
<酔っ払い鶏、ナツメ、トウヒ?>
紹興酒かな、効いてます。
トウヒと聞こえたので調べてみると、唐檜か?でも
‘松ぼっくりみたいな‘ものではなさそうだし、東肥すなわち熊本の
赤酒か?お屠蘇用らしい・。その酔っ払い?
分からなくなってきました。
<広東式鶏もも肉のロースト>
上岡シェフが目の前で丁寧に切り分けているお姿を拝んでいる訳
で御座います。動画を撮るのはやはり憚られます。
<クラゲ酢>
文句なしのプリプリです。
<ピーカンナッツ黒糖炊き、カシューナッツ>
甘味の部分が紹興酒などとハーモニー。
<帆立のフリット、スパイシーパウダー>
繊細なパウダーとドライな衣が心地よく、帆立の味わいも格別。
<クリスピー豚肉ロース、梅肉>
新たな豚肉の旨味、発見。
<上海蟹の小籠包>
衣も滑らかで美味しい。
<猪肉の焼売>
猪は野趣があって大好き。
<ミニトマト、金柑、胡瓜、白菜の甘酢漬け>
お~爽快。並みのスティックサラダとは全然違う。
<ブルゴーニュ・ピノノワール>
油っこくないけど味わいがしっかりの中華は、赤ワインから
スタート。
グラスで20年ものの紹興酒(撮り忘れ)も満喫しました。
<海老、帆立、タラバ蟹、アスパラのミルク炒め>
卵白、春雨。パクチー、松の実も。白チコリに載せて食す。
赤酢と胡椒のソースを加えて、さらに良し。
ここで<広州の鳩丸焼き>
オ~、ノ~!全然ダメなんです。卒倒します。
ひたすらに目を逸らして、時間が過ぎるのを待つのみ。
メニューの令へんに鳥が‘鳩‘だったのですね。
事前にお知らせすべき処を油断しておりました・。
<フカヒレステーキ、白菜、上湯スープ>
パリッと特上のフカヒレ。さらに玉葱の甘めのソースが絡んで
至福の一品。
<ノドグロの餡かけ・地鶏のスープ、麺入り>
まさに‘沸騰福魚‘
鉄鍋でパチパチ・じゅるじゅるとすさまじい沸騰状態でした。
これこそ動画で収録すべき。
いつものノドグロとは別物の旨味、違う脂身。
<地鶏の手羽飯>
飯蛸、椎茸、鮑出汁のおこわ。
ほら、何とも堪らなくおこわに出汁と具が絡んだ〆の一品。
完璧でした。
<マンゴーミルク>
甘さ完璧。
<月餅・緑豆>
左のお饅頭は何だっけ・。上品な甘さが気に入りました。
そして、持ち帰りのお箸、28センチメートル
ちょっと長めで一見使いずらそうですが、軽くてバランスが良いので
大変に重宝しました。ありがとう!
一膳1000円ほどするそうです。日によって違う色に代わるとか。
シェフはちょっとシャイかな。でもいい距離感で会話も愉しませて
もらえそうです。
今回は‘鳩‘の周知が疎かになったので申し訳なく、遠慮しておりました。
オーソドックスながら、ひと味も、ふた味も違う広東料理。
来年もよろしく!