天ぷら好きのゾンちゃん、なかなか行けなかった「天婦羅・ぬま田」さん。
ミシュラン2つ☆。
コロナ期間中のテイクアウトのお弁当が美味しかった事もあり、
是非ともと機会を伺っていたところ、やっと実現しました。
他にも人気店が揃ったビルの7F
カウンター席のみ8(~9)席。とても品よく落ち着いた店内。
右の木箱は・・。
おしぼりでした
<蛤出汁の飯蒸し>
いいお出汁・。ほのぼのと。
<芹とたいらぎ貝、金柑のソース>
よく適合したソースです。結構広範囲の素材でも使えそう。
<河豚の白子>のお目見え
超大物。大理石のような、で~んと・。
<車海老の頭>
繊細です。撓うような柔らかさ。
一つはそのまま、もう一つは塩で。
天つゆと塩
塩はピンクソルト一種。おそらくヒマラヤ岩塩。
天つゆはあっさりで、大根おろしは美味!
<車海老>(1)
薄い衣でややカリッと。
<グレイス甲州・菱山畑>(山梨県)
あまり甲州種のワインは好きではなかったのですが・。
レモンの香り、フレッシュ。美味しいじゃありませんか。
大いに見直しました。
<車海老>(2)
こちらはレアで。いいね~。こちらの方が海老の旨味感じる・。
<スナップ豌豆>(愛知県産)
鞘は香ばしい、中身の豆は軽く蒸されて新鮮。
<きす>
3日間寝かせたもの。身は詰まり旨味もさわやか。
<蕗の薹>
元々軽めの油と、薄めの衣の相乗効果で油っこさがなく、
爽やかな苦みが生きる一品。
<きすの骨せんべい>
絶妙の揚げ具合い。日本酒・・・。
<青柳貝の小柱、海苔巻きで>
常に口内に油が残らない感覚・。
<牛蒡>(北海道・余市産)
繊細でうっすらと甘味まで感じる、新感覚のごぼう・。
素材の違いか、はたまた技術の違いか。
<プイイ・ヒュメ>(ロワール)
ソーヴィニヨン・ブランだからごくスッキリ。
フレッシュさも天婦羅向き。
もっとしっかり注いでほしかったな。はっきり言って。
<餅とカラスミ>
酒造りのカラスミがよ~く効いて、お餅に強いアクセントが。
<茨木の蓮根>
茨城県の方ではないと思うよ。
こちらも仄かな甘みと繊細さ。
<長芋そうめん>
細~い、柔らか~い。溶けそう。手で刻むそうです。
花山椒も効いて、元々油は軽めで来たけど絶好の口直し。
<河豚・白子>
揚げてもテカってる。さらに重苦しくない、寧ろ爽やか。
<白子・タレ>
黒七味をかけて味を締めます。
<土鍋ご飯>
合鴨農法により無農薬。但し鴨の糞は肥料になっています。
<義侠はるか>(愛知県)
山田錦・特A。すっきり目。
お食事の準備が万端となり
ジューシーなお米。赤出汁と。
<穴子>
ここで、少しだけ油っこい穴子の出番。
<さつま芋>(熊本県・天草産)
甘いけど出しゃばらない・。むしろ軽い。
<天むす>
天丼、天茶、TKGとのチョイスになりましたが、
美味しい天むすに出会う機会って少ないでしょ。
<熊本県産イチゴシャーベット>
さすが、濃い・甘い。〆に最適。
軽めの天ぷら油・薄めの衣のお店でも、どうしても途中で
天ぷらの口・油が少しずつ気になるものですが、「ぬま田」は大丈夫。
天つゆもあっさりで素材の風味を損ねる事はありません。
したがって、いくらでも美味しく食べ続ける事ができる感覚に陥ってしまう。
さすがです。納得。