珍しい会員制の焼き鳥屋さん「みくりや」。それが完全予約制に変わった
ため、ますます予約困難になったようです。味は折り紙付き。
大将の拘りも尋常ではないようです。
じつは2~3年前にも一度お邪魔しているのですが、アップするのは
今回初めて・・。
<のれそれの茶椀蒸し>
ご存知、鰻の稚魚。もちろん鶏肉もちゃんと。味はしっかり目。
鶏は鳥取県の鹿野地鶏。大阪ではこのお店のみ、とか。
紀州備長炭使用。
<山形政宗・純米吟醸酒 金箔酒>
大将の振る舞い酒。
有難く頂きます。今年は金箔の量が2倍になりました。
なみなみと注いで頂きました。
ゾンちゃん、じつは鶏肉の生とレバーは苦手で
そのため焼き鳥屋さんのアップは少ないのです。
今回は焼き物だけでお願いしておりましたので、念のため。
<氷魚と海老芋のおこわ>
ご存知、鮎の稚魚。焼き鳥屋で季節感を出すのは難しいので・・
色々考えています。
<せせり>
大将が渾身の火入れを行っています。
提供された時点が最適温度。10秒以内に食べるのがこのお店の
ルール。なので、お皿に置く前に食べ切るのが基本。
もたもたしてお皿を下げられても文句は言えないのです。ホントは。
<ハツ>
さすが、最適の火入れ。
平凡な表現ですが、柔らかい、ジューシー。極まる。
非常に難しいお店のようですが、要は冷めないうちに30秒くらいで
食べればいいわけ。大将も優しいしね、心配ないよ。
<ナパ・ハイランド カベルネソーヴィニヨン 2020>
ワインならカリフォルニアの赤が一番合うと思います。
日本酒も焼酎も品ぞろえ豊富、これとビールなどは飲み放題のようです。
<ズリ>
一味違います。他に柚子胡椒もあり。
<岐阜・羽島の銀杏 藤九郎>
この時期だけど美味しい。藤九郎って名前の由来は未調査。
大将は通称‘ゴリさん‘で通っています。
遠赤外線・近赤外線を駆使して一心不乱に焼き続けている姿は美しい、かも。
<手羽先・葱>
実に美味しい、柔らかい、。焼き上げる技術がすべてを左右する、
と言っても過言ではない。
<つくね>
ソーセージ風なのでマスタードが最適。
<ささ身>
まさに、ささ身の理想型。基本、串には野菜は挟まず鶏肉だけで
焼き上げます。
<はらみ>
適度な脂身が残ってジューシー。なかなかの一品。
<合鴨>
一つだけ鴨肉が入るので、鶏肉との違いがよく分かります。
密度の濃いしっかりした味が楽しめました。
<もも肉>
鶏肉の旨味の典型はもも肉かも知れません。
全ての肉に通じるのですが、脂身の旨さも特徴です。
<雲仙ハム>
かなりの人気メニューのようです。確かに美味しい。
‘あの雲仙ハムが焼き方次第でこんなに美味しくなるの?‘
ってコメントもありましたね。
<親子丼>
素晴らしいです。ヴィジュアルも味も・・。
鹿野地鶏は柔らかくて滋味溢れる味わい。
炊き込みご飯も超人気なので持ち帰りにしました。
(こちらは省略)
確かに、一番美味しい焼き鳥屋さんかもしれない。
特にレバーや刺身の好きな方は更に楽しんでいることでしょう。
再訪もちろんありですね。