お宿のお料理の器は
いつもどれもとても素敵だ。
中でもとても気になる一皿があり、
翌朝奥様に尋ねると、
私の大好きな樂久登窯さんの器だと
おっしゃる。
お宿の帰りに
さっそく樂久登窯さんに立ち寄った。
その日はギャラリーのオープン日。
偶然いらっしゃったオーナー作家さんに
いろいろと器のお話を聞かせて
いただくことができた。
器と暮らし。
暮しの中で生まれる器の話。
何て愛おしいのだろうな。
おしゃれな空間に所狭しと並べられている
器たち。
目移りしがちだが、
土の持つ力があふれる器に目が行き、
クマオと相談しながら
今回はこのコたちをピックアップした。
右の器は
本当はエッグパンの蓋らしいが
例えばサラダを盛っても
ドレッシングが穴にたまって
最後までおいしく食べれることに
なるらしい。
黒っぽい二つは耐熱皿。
オーブン料理に使える。
すでに一つ持っているものの
形違いだ。
すぐに使いたいのを
ぐっとこらえて丸一日水につけて
満を持して昨日デビュー。
きのこのポテサラ半熟卵のっけ。
オーブン料理はまた先で。
シロさんのエビチリ。
アスパラの白和え。
お話の間、
作家さんが何度もおっしゃった
「(盛り付けが)キマるんです」という
言葉に、120%同感した。
何を入れても
ただ切っただけのきゅうりを入れても
ぐっと惹きたたせるのが器の力なんだな。
「わ~!!
ええなぁ」とクマオ。
気づけばクマオも器好き。
以前はダルそうにしていたが、
最近は積極的にいっしょに選んでくれる。
好きなものを共有できる強みは
それもまた必ず絆になると信じて。
レンジで半熟卵ができる
これが手放せなくなっている。
にわとりの形がなごむ。
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