冗談とも本気ともつかない  6/19-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

クマオは、

瞼を引き上げる手術をするか

どうかを

まだ決めかねている。

 

するなら

ダウンタイムのことを考えて

お盆休みの前がベストなので

予約を急いだ方がいいのだが。

 

「りこちゃん、

(顔の印象が変わるから)

 嫌いにならへん?」

 

と、

どストレートに聞いてきた時は

笑ってしまった。

 

「なるわけないやん」と

言って、

 

「むしろ、

 それでちょっと男前さんになって

 クマオさんがモテ始めたりするのが

 心配」と続けると、

 

「そんなことでモテるか!」と

クマオ。

 

「そうかなぁ…

 ちょっとモテたら

 クマオさん、

 すぐ調子乗るからなぁ」

と言うと、

 

ちょっと芝居じみた声で

 

「いや、実はな、

 りこちゃん、

 知らんかもしれんけどな

 ボク、

 実際今でもモテてるねん」

と。

 

「は?

 何それ、聞き捨てならんわ」

 

「ボクのこの細い目が好きって

 言われたことあるねん」

 

 

「え!

 誰に?」

 

「それは言われへん」

 

全く冗談とも本気ともつかない

この言い方。

冗談のように見せかけて

これはきっと事実だろうなと

思える。

 

 

「ふーん、

 それってあの彼女?」

 

「……」

 

 

それには答えないクマオに

少しフラストレーションを感じて

その彼女のことをけちょんけちょんに

言いたくなる衝動が込み上げたが、

 

「ふーん。

 ま、私はクマオさんの不調が

 改善されることを一番に望むよ」と、

 

その衝動を抑えて

ここはこう言っておくべきだろうと

いうことを言っておいた。

 

 

歯の次は目。

今年はいろいろ忙しいクマオだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実家のお風呂にも

銭湯にも

このドライヤーを持参。