昨日はこんな日    6/5-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

昨夜11時過ぎ。

二日後にリフォームを控えて

やにわにクマオが、

メジャーでいろいろ測り始めた。

 

今更、何を?

しかもこんな時間から。

 

と言いたいのを

ぐっとこらえる私。

 

 

「ここかなり狭くなるけど

 洗濯機とか入るの?」

 

クマオが厳しい口調で聞く。

まるで私に怒っているようだ。

 

「入るはず」

 

「確認した?」

 

「確認はしてないけど

 いろいろ相談して決めたから

 たぶん業者さんはわかってはると

 思うけど」

 

「入らへんかったらどうするの?」

 

「サイズ的にそれはないと思うけど」

 

「じゃあ

 今後洗濯機大きいのに買い替えた時

 どうするの?」

 

「それは・・

 現実的に見て

 今より大きい洗濯機を買うことは

 ないかなと思ってるから」

 

「・・・洗面台はどこにつくの?」

 

え?

今更何それ。

わかってなかったの?

こんな夜も更けてから

いったい何なん?

 

 

「クマオさん、

 今更何でそんなこと聞くの?

 洗面所はここの場所って

 クマオさんがそう言うて決めたやん。

 

 それにこういうことは

 もっと前に言うてほしかった。

 クマオさんも打合せの時、

 立ち会ってくれてたんやし」

 

イライラが声と言葉のはしばしに

出てしまった。

 

そして

これが図星だったのだろう。

クマオは瞬間で怒った。

 

 

「ボクのせいって言いたいのか」

 

 

へ?

いや、何で?

何でそうなる?

 

 

「せいとか言うてないよ。

 今の疑問、

 もっと早く言うて

 ほしかっただけ。

 だってもう明後日から工事始まる

 のに」

 

「じゃあキャンセルすればいい。

 明日電話しとくわ」

 

 

あ~ぁ。

こうなるか。

 

「キャンセルするの?

 せっかく楽しみにしてたのに」

 

「りこがボクのせいやって

 言うからな。

 ボクのせいなんやろ?」

 

何てバカバカしい。

別にキャンセルするならすればいい。

クマオが決めたことなんだから

クマオの好きなようにすればいい。

 

 

怒りに任せて出た言葉とは言え、

その愚かな言いぐさに嫌気がさす。

 

こういう時、

心底クマオを軽蔑したくなって

別れなど怖くなくなるが、

私がそんな気持ちになるのも

せいぜい今夜だけだというのも

わかっている。

 

明日にはこの嫌気も去って

またいつも通りだと思うと、

ふてくされて帰り支度をする

クマオをもう引き留めもしなかった。

 

 

昨日はこんな日。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

 

突然ドライヤーが壊れた。

慌てて購入したら

翌日届いてホッとした。

これはとても軽量で

使いやすく、

さらさらになる。