笑ってスルーしたけどさ 4/29-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

依然として

クマオの微熱は取れないが

それでも一日一日

少しずつ少しずつ回復に

向かっているのは確かだ。


とは言え、

ダラダラと過ごす時間。


「ごめんなー

 せっかくの連休やのになー」


クマオがしきりに言う。 


どこにも行けないこの感じは

何だか2020年の

あのコロナ絶頂期のGWを

思い出す。



あの時もどこにも行けず、

ただクマオがやって来て

ピンとお昼寝したりしながら

一日を過ごしたりしたが、

あのタイミングで 

他者との接触もない

お家でのまったり生活の時間は

クマオと私の再構築には

実に有益だったと思っている。



今回もふと思うのは、

クマオが体調を崩す前、

2週続きでクマオは飲みに出かける

日があった。

その2回ともに私は何となく違和感を

覚えていたこと。


何もなかったにせよ

おそらく女性がらみで

私に隠していることがあったはず。  


それをこのクマオの体調不良で

蹴散らすことができたような気が

している。



「クマオさん、

 少し前、私のこと

 ちょっとウザがってたでしょ?」


おもむろにそう言うと、

ちょっと驚いた様子で

私の顔を見た。


「いいやー」


「ふふん、

 何かバチが当たったん

 じゃないの?」



クマオは

いつもの変顔で返してきたので

笑ってスルーしたけどさ。







公園の道端に咲いている

草花が好きだ。

しゃがんで摘んで

お家に飾る。