犬の思い出   3/22-2 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

父親が犬好きだったおかげで

物心ついた時から犬がいて

物心ついた時から犬が大好きだった。

 

最初の犬は「るる」という名のコリー。

大型犬だった。

「るる」といっしょに写っている写真は

アルバムに1枚だけある。

私は「るる」の背より低いので

おそらく3歳ぐらいだろうか。

 

 

きれいな毛並みの雌のコリーだった。

「る~る~」と呼ぶと必ずやって来た。

当時犬舎は庭にあったが

私は毛布を持ってその犬舎でいっしょに

お昼寝をしたりして、

祖母に「汚いからやめなさい」と

叱られた記憶がある。

 

母は大の犬嫌いで、

結婚する時に

「犬は絶対に飼わない」と父が約束したから

結婚したのに・・・というような話を

何度も聞かされた。

 

 

また母の話では

「るる」は元は父の行きつけの飲み屋の

ママさんの犬だったらしいが、

それを父がもらってきたとかで、

母は特にその「るる」のことは

忌み嫌っていた。

 

当時子供心に

「どうしてそんなに嫌うのだろうか」と

母のそれはとても不可解だったが

今なら母のその嫌悪も簡単に理解できる。

 

 

「るる」は

当時にしてみればけっこう長生きの部類で

私が小学2年の時に老衰で亡くなったのだが

もらってきた犬だったので正確な年齢は

分からずじまいだ。

 

 

 

それからも

「犬が欲しい」

「犬を買って」と

何度も何度も父にねだったが

母が反対して

なかなか飼ってもらえなかった。

 

 

近所に大型犬

(1頭はシェパード、もう1頭はおそらく

 秋田犬)が二頭いるお家があって

私は学校帰りに

そこのおうちの門が開いている時に

こっそりそのワンコたちの犬舎に入って

遊ぶようになった。

(昔はセキュリティが緩かったのだな)

 

 

ある時、

そこのご主人さんが顔色を変えてやって来て

震える声で、

 

「お嬢ちゃん、

 あんた、よう噛まれへんかったことや。

 もう二度とここで遊んだらあかんで」と

 

言われた。

 

家に帰ると

何故かその話はすでに母に伝わっており、

「噛まれたら顔がぐちゃぐちゃに

なってしまうとこやったのよ!」と

またこっぴどく叱られた。

 

それ以降その犬舎には大きな鎖のついた

鍵がつけられるようになり、

二度と遊べなくなったが、

それでもおりの隙間から

給食の残りのパンをあげたりしていた。

 

 

そのことがあってしばらくして

やっと父が犬を買ってくれた。

 

 

次の子は、

「ゲッティ」という名の

ジャーマンシェパードだった。

「ゲッティ」はやんちゃな子犬時代が

過ぎると訓練施設に入れられ

半年後ぐらいには見違えるほど賢くなって

戻ってきた。

 

 

その後続いて

2頭ジャーマンシェパードを飼ったが

どの子も訓練施設に入ったので

見た目は狼のようでとても怖そうに

見えたが、とても穏やかで忠実で

驚くほどに利口だった。

 

 

 

3頭のジャーマンシェパードとの

思い出はたくさんある。

長くなるのでいったん終了する。

また少しずつ綴っていきたい。

 

 

 

 

 

 

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