ピンの散歩を終えて
庭先を少し掃除したりしていた。
クマオからの朝の電話を受け
「おはよう」
「おはよう」と
いつも通り話していたら
家の前に
クマオの車が停まり
クマオが窓を開ける。
「え?
クマオさん、どうしたん?」
ちょっとびっくりしてそう言うと
「あ!
そうやった!
今日、お弁当なかったんや!」
「ひゃ~!!」
ここのところ
毎日現場に直行するクマオに
お弁当を作っている。
今日はちょっとおかずのめどが
立たなかったので、
昨夜「明日はパスさせて」と
言っていたのだが
クマオは忘れていたようだ。
「あ~ハハハハ」と笑いながら
クマオは手を振って車を発進させたが
電話は繋がったまま。
「クマオさん、
ごめんね~
私、がんばって作ればよかったわ~」
何だかクマオが気の毒になって
思わずそう言うと、
「いやいや、
ええねんええねん。
何か恥ずかしいわ」と
柄にもなく照れるその様子が
笑えたという(くだらない)話。
ずっと使い捨てパックだった
せいか
お弁当箱を持って帰ってくるのを
よく忘れるクマオ。
左はイワキで
右は一個残っていたパックで。
・・・・・・・・・・
このスリッパ、
なかなかよい。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)