私ははたしてそれを許せる?   2/20-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

テレビでゴシップニュースを

見ていると、

 

「そんなもん、

 みんなめっちゃ遊んどるに

 決まってるやん!」と

 

 

男が女遊びするのは当然中の当然と

言わんばかりに

クマオが声を張って言う時、

 

 

ボクも遊びたい~!というクマオの

心の叫びを聞いているようだ。

 

 

 

だから言った。

 

 

「クマオさん、

 遊んでもいいけど

 前みたいに本気になったら

 あかんよ」と。

 

 

そう。

 

本気にさえならなければ、

 

本気になって相手と恋人同士だという

共通認識など持たないでいてくれたら、

 

誕生日や記念日にアクセサリーなんかを

プレゼントするようなそんな関係じゃ

なかったら、

 

GWや夏休みのまとまった休みに

旅行を計画するようなそんな関係に

ならなかったら、

 

 

ならなかったら

ならなかったら・・・・と

 

 

そう思って

そう言いそうになって、

 

はたと考え直す。

 

 

 

本当に私はいいの?

 

 

クマオが他の女性と

二人きりで食事に行ったり、

手を繋いで歩くことは?

熱い抱擁にキスは?

 

 

私はそれを許せるの?

 

 

そもそも

どこまでがよくて

どこからがアウト?

 

 

 

 

これまで何度そんなふうに自問した

ことだろう。

 

 

あぁ、

やっぱりイヤだ~と心の奥が

ヒリっとするのを感じて

 

あ~

私はやっぱりまだそこまでには

なれていないと自分を知る。

 

 

 

「も~

 りこちゃん、

 何よ、本気にならんといてとか

 そんなん」

 

 

クマオは軽く返してくる。

 

 

私の心にどれだけの思いが

詰まっているのか知らずに。

 

 

 

 

だけど

いつかいつの日か

もうどうでもいいわ、と

心から思える日も

来るような気がしている。

 

いや、きっと来るな。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

食事中。

クマオと私の間に

ピンを座らせる。

さながら二人の子供だな。

子は「かすがい」と言うけれど

今はピンが「かすがい」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネイビーのブラウスを

探していたら。