早いバレンタインの夜に  2/12-2 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

昨夜はフライングの

バレンタイン。



「わー!」

大袈裟に喜んでくれる

クマオ。


まず、

この状態で写真を撮って

それから、

やっとリボンをとく。



「りこちゃん!

 これ、まさにボクが

 欲してたものやんかー」


「へへ」



今回選んだのは

春夏仕様の生地のもの。







食後には

エスコヤマのチョコを。


一個を

半分にカットして

「りこちゃん、

 毎日一個ずつな」。



ウィスキーを

飲みながら


Netflixで

サザンを観ながら

話すことは、


これから先のこと。



「ボクは

 寂しい孤独な老人に

 なるのかな」


これが

クマオの本音のような気がして

胸が痛くなる。


以前に

ここにいただいた

厳しいコメントが

蘇った。



「それなら

 ふさわしい年齢の人を

 探して…」と


言いかけると、


「アホか!

 りことおるのが

 ボクの人生や」と

即座に否定してくれる。



「だから、

 身体に気をつけて

 いつまでも元気でおってほしい。

 それでいろんな所に

 いっしょに行こな」



「うん」



我が身の幸せよりも

若い相手の幸せを

思いやった決断を

自分ができないことに

罪悪感を覚える瞬間もある。



とは言え、

相手の幸せを

勝手に推しはかることは

できない。



とりあえず今は、

クマオも

残りの人生、

私のことが

必要だと思っているはずだと

確信できる。



だから、

このまま

行けるところまで。