残り物あってよかった   8/1-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

「親父とごはん食べる」と

クマオが言った昨日。

 

夜になっても何の連絡もない。

 

いくらいっしょにごはんを食べない

からといって

帰るコールもないなんて。

 

 

う~ん。

やっぱり大義名分のあるこの二日間、

クマオは羽を伸ばしたかったのか、

そんなふうにも考えたが

何故か昨夜はどうしてもそんなふうには

思えない。

 

疑う気持ちよりも

お仕事で何かあったのかな。

そう思う気持ちの方が強かった昨夜の

私の心。

 

よし、

いろいろと心が独走する前に

早めに寝る準備をして寝てしまおう。

 

寝る準備をしていると

スマホが鳴った。

 

 

 

ちょっとした手違いがあって

今仕事が終わったところだと言う。

 

時計を見ると22時02分。

 

「え~

 遅かったんやね~。

 

 ごはんはどうしたん?

 パパは?」

 

 

「たぶん、もうなんか適当なもの

 食べてると思うわ」

 

「クマオさんは?」

 

「ボクも適当に食べるわ」

 

「それなら来る?

 昨日の残りものがあるけど」

 

「そうやなぁ。

 もう親父も食べ終わってるやろし、 

 そうする。

 行ってええか?」

 

「もちろん」

 

 

電話を切って

急いで階下に降りた。

エアコンを入れ、

冷蔵庫から

スタッキングされたイワキの容器を

取り出した。

 

残り物あってよかった。

 

 

というわけで

結局昨夜もクマオはやって来た。

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

よほど空腹だったのか。

クマオにしては珍しく

ガツガツ食べる。

 

前日作りすぎて残っていた

シューマイはきれいに平らげられた。

春雨サラダも完食。

まだ

物足りなさそうだったので

いつでもできるようにと材料をカット

しておいたゴーヤチャンプルーも作った。

 

 

「ありがとう」

「ごめん」

「おいしい」

 

 

その言葉を聞いていると

眠気も疲れも飛んで行った。

 

 

気づけば12時前。

あぁ~また睡眠不足。

でも全然嫌じゃないのが不思議だ。

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

「クマオさん来るって」

リラックスして眠っているピンを

起こした。

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・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

最近これを買った。

後から

ちょっとレモンやお漬物を

切ったりするのに重宝している。