悪い行いは悪い結果をもたらす。
最近肌で感じている。
今、苦しんでいるのは過去の因果応報によるものだと思う。
善い行いを続けていきたいと今、強く思うのはそれを肌で感じきたからかもしれない。
最近何かと反社会的勢力の話しが多いが、自分を振返ってみればそんな人達との繋がりがまったくなかったわけじゃない。
自分の結婚式に出てくれた人は当然知っているが、主賓で来てもらった人は当時の首相である故中曽根とも親交があった六本木のドンと言われていた人。
その人のおかげで今の会社があると言っても良いくらい。
若い頃はいろいろな経験をしたほうが良いと思っていたし、かなりむちゃもした。
取引先の付き合いでニューオータニで立食パーティーなど参加した時に安部の父親の当時外務大臣などと会った事がある。
今考えると恥ずかしい話しだが天狗になっていた時期もあった。
それこそ今だけ、金だけ、自分だけで周りの人を思いやる気持ちが欠けていた。
歳とともにまわりを思いやる気持ちの大切さを少しずつ学んではきたが決定的だったのはやはり3.11以降の人の命を何とも思わない政府、東電の愚行を見てきたからだと思う。
愚行どころか政府、東電の無差別大量殺人を故意に行う理由がどうしても当初はわからなかった。
だから今、気がつかずに加害者である政府、東電に加担する今だけ、金だけ、自分だけの人間もきっといつか変われると信じている。
何かのきっかけがあれば。その何かは人により違うと思うが。
今の仕事をしてから儲かるどころか増えたのは借金だけだが、それ以上に人の温かさというものを感じる事が出来た事に生き甲斐を感じる。
今迄の生き方は自分本来の生き方ではなかったとようやく気がついた。
本当に3.11以降に知り合った人達によって自分は変わったと思う。
自分がいかに洗脳されていたのかに気がつけた事は自分の人生にとって本当にかけがえのないものだと思う。
性格上、疑問に思った事は徹底的に自分が納得するまで調べる。
そして間違った事を謙虚に反省し同じ過ちをしない。
子供達が放射能汚染の現実をすぐに理解してくれないのは自分の努力不足で反省する事も多々ある。
人に優しい社会。今の国は真逆だがそれが最も大切な事と子供達にもいつか気がついて欲しい。
子供達だけじゃなく一人でも多くの人に気がついて欲しい。
自分が命ある限り出来るだけの事はしようと思う。