首都圏に住むリスク | masaaki Suzukiのブログ

masaaki Suzukiのブログ

2011年3月11日に発令された『原子力緊急事態宣言』は2021年現在も解除されておらず、今後100年は無理。大手メディアは政権とグル。
この基本が理解出来ないと言ってる事はわからない。

人類史上最悪な福島第一原子力発電所の爆発により大量の放射性物質が拡散し、現在も拡散し続けている
首都圏、東京に住む危険性は今更言うまでもない。
しかし現実的に現在も汚染が数値として出ているのに何も対策をしない方がほとんどだ。
その原因一つに放射性物質は目に見えず、無味無臭と言う事があげられる。

かくいう私も日々の生活の中で目に見えないのでつい油断してしまう事が多々ある事も事実。
放射能測定業務を日課としている私ですら油断してしまう事を考えると日々の生活の中で
目に見えない放射性物質を気にしなくなるようになるものしかたのない事かもしれない。
でも人類史上最悪の福島第一原子力発電所事故は収束とはほど遠く、事故から6年目の今も
緊急事態宣言は解除されておらす、事故前はドラム缶に入れられ厳重に管理されていた
100Bq/kgの低レベル放射性廃棄物の値以下が食品の現在の基準になっている。







現実にある放射能汚染を出来る限り防御する意味から、それを忘れない為にも以前一冊の本を買った。

『放射線像』という放射能を可視化した本である。





下は実際に福島第一原子力発電所事故により被ばくした野ねずみを可視化したもの。






黒い部分が汚染濃度が高い部分。



この野ねずみの汚染度

体(内蔵は除く) 286.5Bq/kg

心臓 2,521Bq/kg

肝臓 4,937Bq/kg

肺 3,134Bq/kg

胃腸 6,111Bq/kg

脾臓 4,334Bq/kg

腎臓 11,750Bq/kg



臓器により汚染濃度にこれだけ違いがある事に驚く。
東京に住む人も人ごとではない。実際に東京の室内のダストから100Bq/kgを超える事はごく普通にある。
目には見えないが当然、肺にも毎日蓄積していく事は想像に難しくない。
冷静に考えてみて下さい。動物である野ねずみが影響を受けて人間が影響を受けない筈がない。
飲み水に気をつける事は当然の事だが、毎日使う風呂の水を気にしている人はほぼ皆無と言っていい状態だが想像力を働かせて
考えてみて欲しい。

我が家の例だが毎日使うシャワー(約40℃)の根元にゼオライトを入れたフィルターで、セシウムを除去している。

90日通水させたゼオライトの測定値は115.2Bq/kg

湯船にためる水も毎日、ゼオライトでセシウム除去を行っている。

90日通水させたゼオライトの測定値は114Bq/kg


セシウムは皮膚に浸透する事も真剣に考え対策をして下さい。
子供は大人より影響を受けやすいので特に注意が必要。
明らかに大人より子供の数値が高い。






2016年問題