92才の父のその後ー③より続いています。




大変だったこと、驚いたこと、

書くことにより

気持ちが確認できること。

そして、自分が大切にしたいものが

より明確になると思いました。

まだまだ、状況は続いていますが

少しづつ!



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それで、救急車🚑️に乗り

父は救急病院に行くことになりました。


救急隊員の方々が、三人で来て

父がこうなるに至った状態を聞き

コロナの症状は有るか否かの確認もした後で



病院に連絡を取り、受け入れ態勢が

可能か否かの確認を取ります。



割と体格が良い父は

三人の救急隊員の方々に支えられ、担架で

運ばれました。

母は、救急車に同行し

私は、父の着替えやら薬やらマスクやら(マスク必需品です!)etc.

荷物と共に、車で後ろから同行することにしました。



運良く、実家から一番近く

以前に通院していた病院(救急病院)が受け入れてくれる、との確認が取れました。




そして、救急病院で調べてもらっている間

看護師さん達に、何度も父の様子を聞かれることになりました。



母は、あれから二日間の父の介護が大変だったことで

ちょっと父にきつい対応をしていたことを

とても悔やんでいて

そんな母への対応もすることになりました。





デイサービスから自宅に戻り、

大好きなタバコを、緑生い茂るベランダで吸った後

足がふらついて転んだことで、

足の指を骨折していたらしく



その事が、また何度も看護師さんから

聞かれる要因だと思いました。




どのくらいの時間が経ったでしょう。

父に関する事をA4の用紙で3~4枚書き終えて

今後の緊急時の連絡先は、母と相談し、娘の私にしました。



とうとう、担当医の先生から

写真を見せてもらいながら

お話しを聞けることになりました。




父の頭に、5mmの脳梗塞が出来ていること。

梗塞後、出血(破れている)していること。

3日前の、デイサービスを早退した時に発症したと思われる時から、72時間経っているので手術は出来ず

入院して、点滴治療をしていくこと。



脳神経外科の担当の先生がこの日はお休みのため

明日以降、担当の先生と今後のことについて

治療方針を決めていくこと。



92才と言う年齢から考えると

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)が心配であること。

そして、足の指を骨折しているけど

これはこのままにして、脳を先決にすること。



それから、毎日タバコを吸っていたことから

肺気腫にもなっていること。。。




脳梗塞だけでなく、誤嚥性肺炎になる恐れと、肺気腫😱

父が可哀想でしたが

何より、発症してから72時間を過ぎると

手術は出来なくなるという事。



つまり、父が直ぐに病院に行きたがらなかった3日間と言う時間は、

「脳を開頭手術」する!と言う選択肢を無くし

「点滴治療」で治してゆく!



と言うシナリオだけを残したことになりました。





私は、先生から話を聞いている間

聞いたことのない言葉や、病気や部位について

質問をして、先生の意見を伺ったりしました。

そして、先生の話を聞いているあいだ、




年齢的にも、開頭手術をしないこと、出来ないことが

父にとってとても良いことで、

父は大丈夫❤️だ!!!!!

父は助かる🍀!!!!!




と、直感を、

そんな気持ちを抱くことになったのです。



……次に続きます。