またまた歯の話です。

大人の抜歯の原因で多い物の中に歯根破損(根が割れてしまう)があるのではないでしょうか。


私は1年半ほど前に右4-6番ブリッジの支台歯の4番が歯根破損している「だろう」と言われました。

たまたま新しく引っ越した先で行った歯科医が予防歯科に熱心で歯周ポケットの深さを測ってくれた際に言われました。

それまで自覚症状は全くなし。その箇所にフィステルもできたことはありませんでした。

 

「だろう」というのはレントゲンで明らかに割れているか判断できないようですが、そこだけ歯周ポケットが7ミリと深くなっていることから状況証拠で歯根破損と言われています。

 

これは複数(サードオピニオンまでもらってる)の歯科医で言われているので、恐らくそうなんだと思います。

 

歯ぎしりをしてしまった時に違和感を感じたり、歯が浮いているような感じがすることはありますが、痛くてどうしようもないということはありません。

 

始めて歯根破損と言われて以来、1年半たちますがまだその歯は使えています。

 

もう神経がない歯だし、ダメになったら抜くしかないようなのでどの歯医者でも「ダメになるまで使いましょう」と言われています。

ダメになるまで、というのは根の先端に膿がたまるとか(今はすこーしだけ。1年前とほぼ膿の量もかわっていない)、そうなったら抜くということでした。

 

その箇所はブリッジなので、もしこの4番を抜いたら4・5番欠損になります。

以前も書いたように上顎のほとんどが神経がなく、安直に入れ歯ORインプラントを選択してしまうとその後の選択にも影響を及ぼす可能性があるので、悩みどころです。

 

 

入れ歯にしたらただでさえ危うい神経のない隣接歯に負担をかけて文字通りドミノ倒しのようにダメになる可能性もある。

かといってダメになる都度インプラントにしたら、とんでもない本数のインプラントになりそうなので資金的にも歯茎の血流やあごの骨的にも問題がありそう。

悩ましいです。