10月8日
またまた、中国。
今回は、上海から車で2時間半ほどの江蘇省へ。
仕事は相変わらずの中国ペースで、なかなか思うようにコトが運ばず、上司と共に、少々呆れ&疲れ気味。
どうやっても進展しなさそうなので、諦め顔で仕事を終わらせる。
「仕事がうまくいかないんだから、おいしいものでも食べさせろ!」
ということで、ただいまシーズン中の『上海ガニ』を食べることに。
現地スタッフいわく「上海ガニは上海でとれんるんじゃなくて、江蘇省蘇州近辺で捕れます。このあたりのカニが一番おいしいんですよ」
なぜ美味しいかというと
「揚子江の水の流れは青海省から豊かな栄養分を運んできてくれます。海に近づくこのあたりの流れで養分を含んだ土などが沈殿し、その影響で太湖などそこに産卵し成長するカニは、栄養豊かな水と川底のおかげで美味しく育つんです」 とのこと。
両手を使い、歯でバリバリと殻を割りながら食べる様を見ていると
「初デートでは、いくら美味しくても注文できないね~~」 と余計な心配をしてみたり。
普段日本でもカニ・フェチでもなく、どちらかと言えばカニ味噌は苦手だったのに、上海ガニのカニ味噌はクリーミーで臭みがなく美味しく食べてしまいました。
本日の新しいことわざ。
「恩を カニで返す」
「カニ食って 地固まる」
「カニの切れ目が 縁の切れ目」
サル年生まれの上司は、カニの美味しさにココロを奪われておりました。
ごちそうさまでした。