7月31日 @北京
昨日も今日も、夜、雨が降っている。
それもほとんど同じ時間。
これが噂の「人工雨」だろうか?
ロケットを打ち上げて雨をふらせるというヤツ。
北京オリンピックの環境整備の一つとして、政府肝煎りの一発だ。
でも、昔、読んだ本には
「天気を操作する薬品や機械は、軍事転用される恐れがあるため、使用することは禁じられている」とあった。
天災と思っていた干ばつや大雨が実は、人工降雨装置を使って行われているーーー、なんてこともあるのだろうか?
爆弾を落とさなくても大雨を降らせれば、洪水や土砂崩れで敵国はテンテンコマイ。
干ばつにしてしまえば、敵国は飢えてしまう。
でも、きっと、天気を操作するなんて、すごい難しいんだろうなぁ。
広い範囲をカバーするような技術も難しいんだろうなぁ。
本当に天気が操作できれば、温暖化だってアフリカの干ばつだって、冷害だって猛暑だって、ハリケーンや台風でさえ意のままにできて、ビルマのサイクロン被害なんてなかっただろうに。
おっと、かなり脳内脱線している。
結局のところ、自然を支配しているのは人間ではなく、人間も自然の一部にしか過ぎないということか。
ロケットを打ち上げて雨を降らせるより、雨乞いで「お焚き」でもやるほうが、オリンピックの女神に願いが届きそうだけど・・・。