北京で乗車拒否 | 旅と生活の備忘録

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4月16日
帰国のフライト時間まで空いたので、スタッフのオススメ、馬の絵で有名な徐悲鴻記念館へ。
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ホテルでグズグズしている間に、出かける予定の時間をオーバー。
泊まっているのが安いビジネスホテルなので、タクシーが待機してるわけでもない。
通りに出て空のタクシーを捜すが、なかなか来ない。
ラッシュのピークは過ぎていても、道はまだ混みこみ。
場所を変えてみるが、それでも来ない。
隣で同じようにタクシー待ちしていたおねえちゃんは、一般車の兄ちゃんに声をかけられ、なにやら交渉の末、それに乗り込んで行ってしまった。シロタクか????
そうこうしてると、私に声をかけるおじさんが。
さっそく地下鉄駅のメモを見せると首を横に振る。どうやら、おじさんの行く方向と違うらしい。
仕方がないので、またタクシーを待つ。
すると、一台やってきた。行き先を告げると「ダメダメ。ノーだよ」とのこと。
うっそ~~~~。
なんで???
乗車拒否????
がっかりしながらも、イライラ・・・・・。


時間がギリギリになってきた。おまけに空気は悪くて、ノドがおかしい。
適当に歩き出し、しばらく行くと、タクシーから降りる人を発見。
降り終らないうちにすぐに助手席の窓からメモを見せる。
OKとのこと。
勢い乗り込んだものの、渋滞。またイライラ・・・・・。

とりあえず美術館まで行ってみて、残りの時間で見れるものだけ見てこよう、という方針で地下鉄に乗る。
満員の1号線にゆられ、2号線に乗り換えてやっと積水潭駅に到着。
駅を出たすぐの駐輪場のおじさんに場所を尋ねると、まっすぐ行って右だという。
3分ほどで到着。
入り口で入場券を買おうとすると、「無料です」とのこと。
いつも無料なのか、今日だけ無料なのか?ラッキーなのか?

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美術館を入った庭では、若者をはじめ、美大生には見えない年齢のおじさんおばさんが、モデルを前にして油絵写生中。

美術館では急いで見て25分。それでも、気に入った絵をもう一回見ることもできた。
中国画、デッサン、油絵とバラエティに富んでいる。
徐悲鴻は、馬や動物の絵で有名らしいが、私はこの人が描く人物の絵が好き。
顔の表情や、目の動きなんかとっても活き活きしていて面白い。

駅までの道を早歩きで急ぎ、ホテルに戻ると時間ピッタリだった。