回想ツアー プーノ | 旅と生活の備忘録

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12月2日
ペルーとボリビアの国境にあるティティカカ湖のあるプーノへ。

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ティティカカ湖に面したプーノのバスターミナル。
ターミナルを出るとそこはサイカーとタクシーの乗り場。
でも、運転手がいない。1人ぽつんといたオジサンに聞いてみると「今、ちょうどそこでみんなサッカーやってるんだよ」って。バスが到着して稼ぎ時だというのに、なんともノンビリしている。


クスコから出発時間ギリギリで、地元の人たちでいっぱいのバスに乗り込む。
久しぶりにトイレのないバスだ。
ぐらぐらしている車内テレビで中東での米軍を扱ったアメリカ映画をみながらバスは走る。
クスコの町を抜けると、まっすぐな道がのびる平原。
遠くには雪をかぶったアンデスの山々が神々しく見える。
クスコとプーノは500メートルほど標高差があるのに、平原のまっすぐな道を走っているせいか、あまり登っていく気がしない。
家が近くにみえないのに、畑がチラホラある。水も日照も気温も低いだろうに、何をつくっているんだろうか。

途中で、行商人のおじさんが乗り込んでくる。
自然食品ノニのタブレットを販売しているようで、長々としゃべり続けている。
行商人といえば、フウテンの寅さんを思い出したけれど、目の前にいるのは、インディヘナのおじさん。
1時間以上しゃべり続け、すさまじい商魂に何人かの乗客が買っていた。

7時間ほどでプーノに到着。
宿で明日の日帰りツアーを申し込む。
プーノはこじんまりしていてカテドラルに公園、市場も近くにあり便利そうだ。
国境に近い街なのに、あの独特の猥雑さは少ない感じだ。

街の中を散策。
今日は日曜日ということもあり、カテドラルの周りにはミサ帰りの人も。
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小雨がぱらついてきたのでホテルへ戻る。
明日は早起き~。

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