チベットの空 | 旅と生活の備忘録

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もう、すっかり色あせてしまったラサの写真。1996年5月ごろに、エンヤコラセとバスで出かけた日から12年。早いなぁ。そりゃぁ、写真も色あせます。
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禅問答のようなものだろうか。青年僧侶が勉強している。
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信仰の自粛、急激な観光化と漢民族による経済の導入と独占、それらがもたらす弊害。
チベットで、一体何が起こっているのだろうか?
情報が統制されている中国では、国内の人でさえ、真実を知るのは難しいと聞く。
中国の一般の人が外国人記者やマスコミ関係者と個人的に連絡をとるのも、あまりよろしくないとのこと。

広い国土と民族や文化の多様性を、一つにまとめるということは、ある種の力ワザが必要なのだろう。それが武力統治になるのだろうか。

12年前に、西安のず~っとむこうの町ゴルムドからバスに乗って40時間で到着したラサは、その頃から漢民族の商店やレストランが目立っていた。
ただ、標高3000メートルを超えるラサの空は青くきれいで、ポタラ宮殿の荘厳さとあいまって、宮殿前広場から首が痛くなるほど眺めていた。
今は、装甲車が占拠しているのだろうか・・・。

暴動の余波が広がっているようだけど、早く、平和が戻って欲しいなぁ。
って、もともと、中国内の少数民族に平和はなかったのかもしれないけれど。

何もできないけれど、関心を持つことだけはできるので・・・・・と思っています。

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