グアテマラのアンティグアから車で3時間ほどの湖に面した街、パナハッチェルへ。
ワゴンは満員で重量オーバーなのか、上り坂のハイウェイでは、へんな音を響かせて低速運行。
おまけに若い運ちゃんは好きな娘がいるらしく、途中の小さな村の小さな売店に寄って、バナナやナッツを買っている。運転中に食べてなかったし。なんとも、ほほえましい小さな恋の物語です。

ここはパナハッチェルは標高1560メートル。世界で最も美しいといわれる湖アティトラン湖がある。
透明度が高く、岸辺から水面を覗き込むと、水草がくっきりと見える。
きれいなぁ、と眺めているそばから、みやげ物売りが寄ってくる。買う気はないので値切らない。けど、名前を聞いてみたり、ココに住んでいるのかと聞いてみたり。
しかし、商魂たくましい彼女達は「アミーゴになったから、安くしとく!買って!」
そうこうしてると、夕日が~~。

湖周辺にはたくさんの小さな町がある。住む人々が身につける服にも特徴があるという。
市が立つ曜日もいろいろで、それを巡るのがこの街での楽しみ方。
ということで、とりあえず、バスにゆられて、グルグル山道を登ってソロラへ。
山の上に乗っかってるような街。雲行きも早くて、小雨がパラパラ。

市場から離れて少し歩く。坂道から見下ろす湖は、やっぱり青くてきれい。
湖の対岸にあるサンティアゴアティトランへ。
ボートはスピードボートでがんがん飛ばすし揺れるし風が冷たい。
湖畔からみやげ物外を眺めながら坂道を登り左に折れると大きな市が広がっている。
いちご、ランブータン、ぶどう、かりん、みかん、アボガド、なつめ、きんかん、洋ナシ、カラフルな野菜たち、鮮魚、えび、干し魚、干しえび、雑貨、靴、織物、洋服、プラスティック製品、ブリキ、アルミの製品など、本当になんでもそろっている。
次は、ピックアップトラックに乗って、サンタカタリーナパロポへ。
山を越えて隣町へという感じ。
湖畔の高台の道を走ってゆく。
サンタカリーナパロポの街は小さくてすぐに歩けてしまう。
町外れにある墓地を覗くと、ミニチュアの家がたくさん並んでいる。カラフルで可愛らしいけど、ちゃんとした墓地。所変われば墓地も違って、面白い。

湖畔では野外でキリスト教の集会をやっている。子ども達はそんなありがたい説法そっちのけで、遊びまわっている、。カメラを向けると、嬉しそうに集まってきた。
みやげ物売りでもない子ども達は、「写真一枚1ドル」なんて言わず、画像を見て照れたり喜んだり。
かわいいなぁ。
ひとりウルルン状態を満喫していると、湖畔についたボートから団体客がやってきた。
急に、みやげ物売りの声が大きくなって活気付く。

今日も、たくさん売れますように・・・・・。
ランキングに一押しおねがいしま~す!
