うまく伝えられるかわかりませんが書いてみます
私:
『その時のカットの担当者は私のこの顔で合ってますか?』(何だこのおかしな質問は)
私はいつも通り店内でカットの最中でした。するとエレベーターの開く音が鳴りました。
皆さんも知っている『チャリ~ン♪』です。
私はあの音が鳴る時間を把握してますが、次のお客様の時間ではなかったので心が少しざわつきながら
私:
『こんにちは♪(笑顔)お掛けになってお待ち下さいっ♪』
(このご挨拶の瞬間にしっかりとお顔を確認。うんうん、ご新規の飛び込みのお客様だ!何時空いてたかなー)
『こんにちは♪(笑顔)お掛けになってお待ち下さいっ♪』
(このご挨拶の瞬間にしっかりとお顔を確認。うんうん、ご新規の飛び込みのお客様だ!何時空いてたかなー)
すると
お客様:
『先週cutしてもらったんですけど、気に入らないのでやり直して下さい!!』
cut中のお客様にお待ち頂き、駆け寄ると
『先週cutしてもらったんですけど、気に入らないのでやり直して下さい!!』
(大変!大変!!んっ?!えーー?!思ってた流れと違うーー('_')ちょっちょっ、待って待って、その前に)
cut中のお客様にお待ち頂き、駆け寄ると
もう一度言われました。
お客様:
『やっぱり気にいらないので直してもらいたいんですけど!』
『やっぱり気にいらないので直してもらいたいんですけど!』
私は思いました
カットしたのは誰?わたし?
先週??やっぱり自信もって言える。
カットしてないよね。あたし
カットしてないよね。あたし
しかし、まずは先週の予約状況を確認!フムフム。
やっぱり該当しそうなお客様はいません
一緒に予約表みて頂きながらそうお伝えしたら
お客様:
『でも、先週カットしてもらいました』
『でも、先週カットしてもらいました』
(え、こんなことある?何がどうなって勘違いになる?)
私:
『その時のカットの担当者は私のこの顔で合ってますか?』(何だこのおかしな質問は)
お客様:
『…。私っていつも切りたいと思い付いた時に、その場にあるお店に入るからあまり顔とか覚えてないです。』
『…。私っていつも切りたいと思い付いた時に、その場にあるお店に入るからあまり顔とか覚えてないです。』
(おーー。そうきましたか。でも先週なら覚えてますってー)
私:『顔もう一度しっかり見て思い出してみてください。私はお客様に、今日初めてお会いしました。カットしたのは私ではないですよ。』
私:『顔もう一度しっかり見て思い出してみてください。私はお客様に、今日初めてお会いしました。カットしたのは私ではないですよ。』
私:『その美容室は3階にありましたか?』
お客様:『あったと思います。』
(あら?あったの?3階にあるのうちの店くらいだな)
私:『このお店の雰囲気覚えてますか?エレベーターも?こんな古くてこわい感じのエレベーター乗りました?』
私:『このお店の雰囲気覚えてますか?エレベーターも?こんな古くてこわい感じのエレベーター乗りました?』
お客様:『… でも…でも、こんな感じの店だとおもったけどなぁ…。』
私:『似た雰囲気の美容室多いですよね。下総中山の小さなお美容室はどこもも似てるのでお店を間違えてる思いますよ♪』
『いやーどこのお店ですかね?どこも似てて困っちゃいますよね!』
(すかさずエレベーターを呼ぶ。そして誘導)すると、そのお客様は首をかしげながらも、エレベーターにナチュラルな感じで乗りこみ、その扉は無事に閉まりお帰りになりました。
今 一体何が起きたんですの?
もぉー(;_;)
こわかったです…涙
どこの美容室かわからなくなるって新しすぎるし(;_;)
という、リュトムスではカットしてないお客様のお直しカットの飛び込み。想定外の衝撃的な時間のお話でした。
美容師として一度カットしたお客様を “絶対に忘れる事はありません"とは言いませんが
でもね、カットして数日なら絶対に覚えてます。数年でも覚えてたりしますよ。
顔はもちろん、髪質 雰囲気 話し方 困ってる事 好きな方向性など。
カットとは 全力で" 察する " こと。その読み取った細かい情報の付け加えをハサミで表現する。そうやってスタイルをつくってるので観察しまくりです。
顔はもちろん、髪質 雰囲気 話し方 困ってる事 好きな方向性など。
カットとは 全力で" 察する " こと。その読み取った細かい情報の付け加えをハサミで表現する。そうやってスタイルをつくってるので観察しまくりです。
自信を持って言えます!
cutしたのか、していないのか
はい!してない!
なのです、はい。
でも
初体験過ぎてプチパニック起こしてました
このパターンは私は見たことも聞いた事もなかったのです
しかーし、私は経験しましたよっ
このパターン
もうこれからは対応できます!
経験値あがりましたよ 本城は
結局の所、そのお客様の本当にただの勘違いなのか、またはそういうやり方でカットをしてもらえることもある、そういった手段の1つなのか。謎のままです。
切りたいと思った時に切りたい気持ちはよくわかります。本当によくわかるんです
でもね
"誰でもいいから今空いてる
"どこでもいいからとりあえず切れればいい"
"切る人がどんな人か興味がない"
どんな選ばれ方でも仕事に向き合う姿勢には変わりありません。それでも予約を頂けて"この人に"切ってもらいたい!と思ってもらえるような"唯一無二の美容師"になりたいと改めて思いました。
これからも精進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。